2024年9月3日より、東海旅客鉄道の連結子会社の東海ツアーズによる『JR東海 浜松工場へGO!』のツアーが10月19日・20日に開催されることとなり、そのツアーが発売されています(いずれも日帰りです)。今回は東京・品川・新横浜からおよび新大阪・京都・名古屋からの新幹線利用プランのほか(両駅からの往復で乗車票がつきます)、静岡地区からの団体専用列車と新幹線団体専用列車の利用プランが用意されています。
▲2024年10月の浜松工場へのツアーで最後の展示および車内見学が実施される東海旅客鉄道923形幹トウT4編成。今回は東海道新幹線開業60周年記念ということから、西日本旅客鉄道博多総合車両所から同じく923形幹ハカT5編成がゲスト展示される。ドクターイエロー2本の展示は要注目だ。
▲今回も首都圏からN700系1000番台・2000番台およびN700S系0番台、関西圏からN700系4000番台・5000番台およびN700S系3000番台による新幹線団体専用列車が運転される見込み。静岡地区からは団体専用列車で移動し、これまで待避のため運転停車していた駅から新幹線団体専用列車に乗り込む形となる。
▲静岡地区からは団体専用列車で豊橋(CA-42)到着後に貸切バスではなく、新大阪・京都・名古屋からの新幹線団体専用列車に乗り込む形になる(豊橋で待避あり)。一方の浜松(CA-34)からは東京からの新幹線団体専用列車に乗り込む形になる(浜松で待避あり)。これまでは豊橋・浜松での待避のために運転停車していたが、今回は客扱いする形となりそう。
イベントの内容としては昨年とほぼ変わりませんが、東海道新幹線開業60周年ということで923形ドクターイエロー(幹トウT4編成・幹ハカT5編成)が2本揃います。ドクターイエローの2本集結は注目を集めますね。なかでも923形幹トウT4編成は最後の展示とあって多くのファンが別れを惜しむことになります。なおトイレは新幹線団体専用列車として使用した編成を休憩用車両として開放するものと思われます。
2024年の浜松工場直通新幹線(団体専用列車)のダイヤは昨年と同様なので注意が必要です。首都圏からの新幹線団体専用列車は東京6時54分発・品川7時01分発・新横浜7時12分発・浜松8時13分発となり、9291A列車(新大阪0921←東 京0654)のダイヤ、関西圏からの新幹線団体専用列車は新大阪12時00分発・京都12時16分発・名古屋12時51分発・豊橋13時17分発となり、6130A列車・7130A列車・9358A列車(新大阪1157→東 京1424)のダイヤを活用します(浜松工場から新横浜・品川・東京に戻る新幹線団体専用列車もこのダイヤ)。9356A列車(新大阪1151→東 京1421)のダイヤを活用するようです。浜松工場から名古屋・京都・新大阪に帰る団体専用列車は9427A列車(新大阪1924←東 京1654)のダイヤを活用するようです。昨年は静岡県内からのバスプランがありましたが、運転手不足の影響から新幹線移動に切り替えるようです。