2024年9月28日

【また減るE217系】東日本旅客鉄道E217系都クラY-41編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年9月25日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-41編成(クハE217-41以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引されて所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-41編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。また1編成1編成と減っていく。
▲鎌倉車両センター構内にずらりと並んでいたE217系(9月21日、東海道線車内より撮影)。この光景はE235系1000番台が多数を占めている中では奇跡としかいいようがない

配給輸送された都クラY-41編成は最終年度の1999年度に製造された8次車であり、約25年間の活躍でした。先に廃車された8次車と比べると活躍期間は長めです。この8次車では7次車から貫通扉が廃止されて非貫通構造となったことから、実際には貫通扉があるように見えるダミーの構造となっています。現在も東海道線でも活躍した付属編成2本が残っているほか(東海道線でも運用された基本編成3本はすべて廃車された)、E235系1000番台の製造が終盤を迎え、基本編成は10編成を切っていますから、今後はE217系を見かけて記録できただけでもラッキーと思わなければいけませんね。