2024年9月20日

【製造先で修理へ】E657系都カツK11編成のクハE657-11、総合車両製作所横浜事業所で修理か

2021年12月26日の東日本旅客鉄道常磐線友部~内原間の踏切事故でE657系都カツK11編成の10号車クハE657-11が大きく損傷したため、しばらくのあいだ運用を離脱していますが、2024年9月17日夜から、損傷したクハE657-11がトレーラーで陸送されました。
▲E657系は写真手前(※この写真では踏切事故当該編成ではありません)の先頭車がいわき・仙台寄りのクハE657形0番台にあたる車両である。都カツK11編成は下り特急列車で運用中に踏切事故に巻き込まれてクハE657-11が損傷を受けて現在も運用を離脱している状況で、残る18編成で運用を回している。

E657系都カツK11編成はクハE657-11が踏切事故でスカート部分や一部の床下機器に損傷がみられ、郡山総合車両センターに入場し、クハE657-11が郡山総合車両センターの解体線に入換されていたことから動向が注目されます。製造先の総合車両製作所横浜事業所で修理を行うための入場と思われます。特急形車両ではE353系都モトS206編成が総合車両製作所横浜事業所で修理を受けたことがありますので、E657系都カツK11編成でも同様の措置になるものと思われます。E353系は付属編成であったために編成ごと入場しましたが、E657系では10両と長いため、踏切事故で損傷の大きいクハE657-11だけとなりました。修理完了後の出場の際にもトレーラーで郡山総合車両センターまで陸送されるものと予想されます。