2024年9月7日

【最後の185系を満喫できる】東日本旅客鉄道185系200番台都オオB6編成を堪能できる5つのイベントを発表

2024年9月5日、東日本旅客鉄道大宮支社が所属先の大宮総合車両センター東大宮センターで185系200番台都オオB6編成を主役とする5つのイベント内容を発表しました。同編成は今夏まで臨時特急列車などに使用されました。イベント終了後は廃車になるものと思われます。
▲今秋の5種類のイベントの主役となる185系200番台都オオB6編成。この編成は2013年にグリーン車のサロ185-212が抜かれてから約11年間、団体専用列車や臨時特急列車など波動輸送で活躍した。のちに転用改造で登場したE257系5000番台・5500番台に後を託し運用を徐々に縮小、今夏の臨時特急列車が最後の充当となっている。
▲『新旧踊り子大集合撮影会』では現在の『踊り子』に使用されているE257系2000番台・2500番台と『サフィール踊り子』に使用されているE261系が出庫前の撮影会の展示車両に。

大宮総合車両センター東大宮センターに残る185系は0番台都オオC1編成と200番台都オオB6編成の12両で、このうちストライプ塗装の200番台都オオB6編成を主役としたイベントが5種類組まれました。イベント内容によっては年齢制限がありますので、申し込みされる際は十分に注意してください。イベントは10月4日から6日までの3日間で、イベント内容によって開催時間が異なっていますので必ず確認してください。

10月4日には『185系B6編成アフターフォー撮影会』と称して、夕方の16時から18時30分までの間に撮影会が実施され、夕日に照らされた185系200番台都オオB6編成を撮影できます。同日の深夜からは『秋の夜長の185系B6編成検修庫内録音会』が実施され、夜の静かな検修庫内でコンプレッサおよびブレーキの動作音などを録音できます。10月5日には『185系B6編成じっくり堪能撮影会』が第1回と第2回に分かれて開催され、同系列200番台都オオB6編成のみをじっくり撮影できます。最後に同編成のみを一気に撮り納めしたい方にはそのイベントをお勧めします。10月6日の朝方には『朝活!新旧踊り子大集合撮影会』が実施され、主役の185系200番台都オオB6編成と新幹線リレー塗装の0番台都オオC1編成、運用時出庫直前のE257系2000番台・2500番台と、E261系を展示します。3系列5種類の新旧『踊り子』を見ることができる最後のチャンスです!同日の9時以降はE257系2000番台・2500番台とE261系を出庫させた後の『ありがとう!185系B6編成!185系2編成並び撮影会』が実施され、185系2編成の最後の並びを撮影することができます。同系列で最後のストライプ塗装のまま活躍した編成の最後の撮り納めチャンスとなります。

これらのイベントがすべて終了したあと、185系200番台都オオB6編成は自走回送もしくは配給輸送の実施で廃車解体処分となることが予想されます。…となると最後の185系になる0番台都オオC1編成は一体どうなるのでしょうか。鉄道博物館に保存展示してくれたら嬉しいなぁ…。