2024年9月29日、東急電鉄東横線向け5000・5050系0番台5171Fのサハ5471・サハ5571の側面部の行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式(白色LED式)に更新され、同日の土曜休日17K運用から運用されています。
▲中間付随車2両が元田園都市線の初期車両となっている5000・5050系0番台5171F。その中間付随車の行先案内表示器がついに更新され、5000系列(Y500系を含む)から3色LED式が消滅となった。なお3色LED式での最終運用は27日の平日25K運用だった。
▲5000・5050系0番台5171Fの行先案内表示器が更新される前の姿。田園都市線向け初期編成から転用したため種別表示器は当初は幕式(のちにフルカラーLED式に交換される)、行先表示器は一昨日入庫するまで3色LED式のままだった。
5000系列のうち東横線向けに新製投入された一部の編成では当時田園都市線向けの同系列の最初の3編成を除いて6扉車(中間付随車・現在消滅済み)を1編成あたり2両から3両に増やす関係などから余剰となった中間付随車を転用して組み込んでおり(新製はその都合で6両以下となっている)、4号車・5号車を中心に種別行先案内表示器が幕式と3色LED式、それ以外の号車ではフルカラーLED式となっていました。横浜高速鉄道Y500系で種別行先案内表示器の種別更新を経て行先表示器の更新が開始されて以降、5000系列の初期編成にも順次拡大し、そして今回の5171Fの中間付随車の更新をもって、同系列の全編成で全車両の種別行先案内表示器のフルカラーLED化が完了したことになります。なお5171Fに組み込まれている中間付随車は元5104Fに組み込まれていたもので、6扉車3両を組み込む都合で余剰となった2両が5171Fに転用されています。