2023年9月3日

【湘南色では実現せず】東日本旅客鉄道E217系都クラY-29編成、撮影会で伊東線伊東(JT-26)に入線

2023年9月2日、東日本旅客鉄道E217系都クラY-29編成(クハE217-29以下11両)が伊東線伊東(JT-26)で行われた『185系で行く、伊豆撮影旅』(そのツアーの団体専用列車は185系200番台都オオB6編成の充当)の撮影会のサプライズとして『普段伊東線に入線しない車両』の展示車両となりました。
▲伊東線伊東の留置線で行われた撮影会のサプライズとして伊東線に足を踏み入れたE217系都クラY-29編成。同系列が国府津車両センターに在籍していたとき(2006年から2015年)ですら伊東線入線はなかった(もともとE233系3000番台の国府津生え抜き車と共通運用されていた関係もある)。

E217系が伊東線に入線するのは珍しいこととなります。2006年から2015年に6編成45両が国府津車両センターに在籍していたときに番号を揃えた固定コンビで東海道線東京(JT-01)~熱海(JT-21)間のみの限定運用で(引き上げ線では来宮(JT-22)付近まで)、E233系3000番台生え抜き編成(最初の4編成30両、2011年以降の増備車を除く)とともに共通運用されていたため、伊東線への定期列車での入線は一切ありませんでした。同日は伊東だけでなく鎌倉車両センターで行われた撮影会でもE217系が展示されていましたが、こちらは2006年から2015年まで東海道線でも活躍した都クラY-2編成(クハE217-2以下11両)の廃車前最後の撮影会ということもあって、すべて東海道線でも運用された経験のある量産先行車で揃えられて、都クラY-101編成(クハE217-2001以下4両)と都クラY-102編成(クハE217-2002以下4両)が都クラY-2編成を挟むように並べられました。またE235系1000番台は東京総合車両センターでも展示された都クラJ-24編成(クハE235-1124以下4両)と都クラJ-26編成(クハE235-1126以下4両)など、後を継ぐ最新編成との並びも見られました。鎌倉車両センターにはE259系やE233系6000番台も在籍しており、こちらは1編成ずつの展示となりました。