2023年9月25日

【2日間ほぼ同じ経路を往復】小田急電鉄8000形8051F+8252Fが試運転表示で小田原線を往復のワケとは?

2023年9月23日と24日に、小田急電鉄8000形8051F(4両固定編成)+8252F(6両固定編成)が試運転表示で小田原線相模大野(OH28)~小田原(OH47)間・相模大野~秦野(OH39)間を往復しました。車内に人の様子が確認されたため何らかの撮影に使用されたものと思われます。
▲廃車除籍処分が進む8000形の8051F+8252Fが試運転表示で相模大野以西の小田原線を数往復したようだ。このペアは8052F(4両固定編成)が廃車除籍処分となる前から組まれているが、23日と24日は大野総合車両所予備として留置されていたのを撮影に使用したか。

通勤形電車を用いての撮影を実施したのは1000形以来になります。列車内で何らかの撮影が行われる時は『団体専用』と表示される場合がありますが、今回はなぜか『試運転』と表示されたことが特筆されます。京浜急行電鉄の保有車両などのように『貸切』表示があるわけではないため、必然的に『団体専用』か『試運転』となるようです。8000形は6両固定編成の退役が2本控えていますが、8254Fは特別団体専用列車として走った後の現在も運用されていて、大野総合車両所に入庫するタイミングの運用に入った場合は注意です。

【8000形の在籍状況】※2023年4月6日現在 全体…23編成116両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…10編成(40両)
8051F8053F8057F8058F8059F8061F8063F8064F8065F8066F
廃車済…  6編成(24両)
8052F8054F8055F8056F8060F8062F
《6両固定編成》
運用中…12編成(72両) ※8254F8256Fは近く退役となる見込み
8252F8253F8254F8256F8257F8258F8260F8261F8262F8263F8265F8266F
廃車済…  4編成(24両)
8251F8255F8259F8264F