2023年9月4日の6009レ(平日C18運用)で小田急電鉄大野総合車両所に入庫しそのまま留置されていた4000形4060F(旧東急車輛製造2次車)が6日より編成を分割され68番・69番構内留置線にそれぞれ留置されています。ワンマン運転対応工事施工のためと思われます。
▲4000形4060Fが今年度3編成目となるワンマン運転対応工事で客室内の防犯カメラおよび車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への更新工事を施工されることに。年度内4編成のペースでいくと、来年度までには全16編成への施工が完了する計算に。
4000形のワンマン運転対応化工事は4060Fで通算11編成目(今年度分3編成目)で同時に防犯カメラの設置や、今年度分から追加された車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への変更が行われるものと思われます。ワンマン運転対応工事は2021年度は4051F・4052F・4053F・4064Fの4編成(40両)、2022年度は4054F・4055F・4056F・4057Fの4編成(40両)、2023年度は4058F・4059Fの2編成(20両)に施工され、今度の4060Fでは年度内3編成目となります。未施工はあと5編成(50両)なので、来年度までにはその工事が完了する計算になるでしょうか。
ちなみに余談ですが、5日に2000形2056Fと5000形5057Fで窓ガラス破損により、それの修理のために運用を離れた関係で、6日の平日B21運用が急遽10両編成での代走となり、その運用に1000形1069F+3000形3270Fが充当され、1000形1057F+3000形3264F・1000形1067F+3000形3277Fとともに、箱根登山鉄道専任でない1000形4両固定編成がすべて10両編成として組成される結果となりました。
【4000形のワンマン運転対応状況】※2023年9月6日現在
《施工済》10編成(100両)
2021年度…4051F・4052F・4053F・4064F
2022年度…4054F・4055F・4056F・4057F
2023年度…4058F・4059F
《施工中》1編成(10両)
2023年度…4060F
《未施工》6編成(60両)
4061F・4062F・4063F・4065F・4066F