2023年9月27日

【相互直通開始約半年で実現】東急電鉄3020系、相模鉄道への乗り入れ運用を開始(相模鉄道完結運用に期待)

2023年9月26日、東急電鉄元住吉検車区所属の3020系3121F(8両固定編成)が平日02K運用と平日01K運用に充当され、同系列が就役後初めて相模鉄道直通運用による営業運転を開始しました。これにより相模鉄道直通非対応の3122F以外の2編成は3000系や5000・5080系と再び共通運用になり、3020系の相模鉄道完結運用への充当が期待されています。
▲東急電鉄3020系3121Fが平日02K運用(6571レ)、午後の平日01K運用(6578レ)でついに相模鉄道に営業運転で初めて乗り入れた。相模鉄道本線のほかいずみ野線にも直通するため海老名(SO-18)だけでなく湘南台(SO-37)にも顔を出すことになりそうだ。
▲いずれは“SDGsトレイン”の3020系3122Fにも相模鉄道向け防護無線設置に動くだろう。東急電鉄が保有する目黒線車両で相模鉄道非直通対応編成が消滅しそうだ。
▲東急電鉄保有車両の運用には相模鉄道本線・いずみ野線内完結運用(写真では横浜(SO-01)発着運用のひとつ、5000・5080系5189F2020レ(土曜休日22K運用)である)が含まれ、横浜~西谷(SO-08)間の区間運転、目黒線車両の快速・特急、東横線車両の快速運用もある。

2023年3月18日の東急電鉄と相模鉄道の相互直通運転開始から半年が経過し、東急電鉄保有車両が相模鉄道に定期的に乗り入れる光景に慣れてきましたが、3020系だけは新横浜線への乗り入れはあるものの、直通対応準備工事自体はされているものの、相模鉄道対応防護無線の未設置など、相模鉄道に乗り入れないK運用に限定されていました。27日からは3123Fでも相模鉄道への乗り入れ運用を開始しました。相模鉄道乗り入れ運用に3020系3121F3123Fがともに加わりましたね。