2023年9月22日

【残るは3122Fのみ】東急電鉄3020系3121F(8両固定編成)が相模鉄道向けの防護無線設置で直通が可能な仕様に

2023年9月21日、東急電鉄元住吉検車区所属の3020系3121F(8両固定編成)が相模鉄道向けの防護用無線の設置工事を終えて試運転を実施しました。この動きにより3020系の相模鉄道直通対応編成は2編成(16両)となり、残る直通非対応編成は3122Fのみとなります。
▲東急電鉄3020系3121Fに相模鉄道向けの防護無線が設置され、相模鉄道に直通できるようになった。3020系が相模鉄道への直通運用を開始すると乗り入れ先路線だけであるが同系列の就役後初めて車掌が乗務することになりそう。これで同系列の相模鉄道直通非対応編成は3122Fだけとなった。
▲いずれはこの3122Fにも相模鉄道向けの防護無線設置に動くだろう。東急電鉄での目黒線向け車両で相模鉄道非直通対応編成がまもなく消滅するとともに、同系列の相模鉄道本線・いずみ野線乗り入れ運用の開始が期待されている。
▲東急電鉄保有車両の相模鉄道乗り入れ運用のなかには相模鉄道本線・いずみ野線内で完結する運用(おもに横浜(SO-01)発着運用)が含まれており、目黒線車両の快速・特急の運用、東横線車両の快速の運用もある(写真は5000・5080系5189Fによる土曜休日22K運用)。

2023年3月18日の東急電鉄と相模鉄道の相互直通運転開始から半年が経過し、東急電鉄保有車両が相模鉄道に定期的に乗り入れる光景に慣れてきましたが、3020系だけは新横浜線への乗り入れはあるものの、その先の相模鉄道方面には乗り入れないK運用を中心に限定されていました。3020系の相模鉄道乗り入れが本格的に開始されれば、相模鉄道完結運用に3020系が充当される可能性も考えられ、撮影時の楽しみが増えそうです。