2023年6月中旬から小田急電鉄大野総合車両所に入場しリニューアル更新工事を受けている3000形3263F(日本車両製造3次車・6両固定編成)ですが、9月29日に大野総合車両所構内の屋外に帯がない状態のサハ3363+デハ3413+クハ3463が姿を現し留置されました。
▲3000形3267F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)に続いて2023年度リニューアル更新工事施工の2編成目となる3263F。車内案内表示器は千鳥配置のLED式から17インチワイドのLCD式に更新されているが、旅客用扉は未交換だ。一方の車内防犯カメラはどうなる?
▲3000形6両固定編成のリニューアル車は5編成(30両)。各年度最初にリニューアルされた3265Fと3267Fのみ旅客用扉が交換されたが、それ以外は工期短縮を図り見送られている。一方の3267Fで設置が見送られた車内防犯カメラとそのメーカーが注目される。
今回入場した3000形3263Fは3265F・3266Fと同じ日本車両製造豊川製作所で製造された3次車の6両固定編成で、10両編成のE運用で運用中の3264F以外の編成がリニューアル車となりました。今回の3263Fでは入場前に防音カバーを設置した痕跡がありましたが、今回のリニューアル更新工事入場で防音カバー設置の痕跡がほぼ無くなりました。今年度は昨年度に続いて3編成(18両)へのリニューアル更新工事を施工する予定ですので、次の入場対象の編成が注目されます。