2023年9月26日、東日本旅客鉄道E217系付属編成の都クラY-112編成(クハE217-2012以下4両)と都クラY-136編成(クハE217-2036以下4両)がEF64形1030号機に牽引され、所属先から南武線を経由して長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-112編成がEF64形1030号機に導かれ帰らぬ旅へ。同系列の付属編成では都クラY-101編成と都クラY-102編成を連結した状態で撮影会に使用されていた。
▲E217系都クラY-136編成も都クラY-112編成とともに帰らぬ旅へ。同系列の基本編成では量産先行車の都クラY-2編成が旅立っており、東海道線での運用経験のある車両は付属編成だけである。
E217系のうち都クラY-119編成は東京総合車両センターで解体されていますが、8月の公開イベント実施の際には屋外にモハE217-2038、屋内にクハE217-2019の合計2両がいたことから、現時点では下り方の2両のみ解体が完了していたものとみられます。また都クラY-146編成ではイベント実施の際に休憩用車両および鉄道系YouTuberの配信イベントに使用されましたが、この時点で車内広告やドアステッカーがなくなっていたため、廃車解体処分が東京総合車両センターで行われるものと予想されます。基本編成だけでなく付属編成も確実に数を減らしているのが分かります。
【E235系1000番台の在籍状況】※2023年9月27日現在
在籍両数(全体)…438両
基本編成(11両)…30編成 付属編成(4両)…27編成
※現在製造中の車両は含まない