2023年9月16日

【廃車の順番は…?】小田急電鉄8000形8256F(2004年度リニューアル車・6両固定編成)、撮影会終了後に廃車除籍処分か

2023年9月15日、小田急電鉄の傘下にある小田急トラベルにて同年10月22日に開催される予定の8000形8256F(6両固定編成・2003年度リニューアル車)を用いた『さよなら“8256編成”記念撮影会』に伴うツアーが発売されています。
▲2022年10月に8000形4両固定編成で初めて廃車除籍処分となった8056Fから約11ヶ月、元相方の8256Fが10月22日開催の撮影会の主役になり、この撮影会イベントを契機に引退のタイミングを迎えるものと思われる。しかし9月3日に特別団体専用列車として走行し撮影会を実施していた8254Fが同日以降も運用に入ったため、すぐ廃車というわけではなさそうか?
▲9月3日に特別団体専用列車で運用され海老名検車区で撮影会も行われた8000形8254F。15日の時点でも運用されており、同日は平日E12運用に充当されていた。しかし当該運用は最終的に大野総合車両所に入庫となるため、すぐに解放される可能性もゼロではない。

このイベント実施に伴い、8000形8256F8254Fに続いての今秋の引退と廃車除籍処分が予想されています。特別団体専用列車で走行した8254Fとは異なりイベントでの撮影会のみとなるようです。撮影会では8254Fと同様にヘッドマークが3種類用意され、オリジナルのヘッドマークはもちろん、過去に掲出経歴のあるものも用意されます。8254F8256Fともに2004年度のリニューアル車ということで、正式に廃車除籍処分となると、合計12編成60両(※8254F8256Fがともに廃車除籍処分の動きを見せた場合の数)が廃車されることになります。8256Fの相方として活躍を続ける4両固定編成の8064Fは再び相方を失うことになりそうです。

【8000形の在籍状況】※2023年9月15日現在 全体…22編成112両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…10編成(40両)
8051F8053F8057F8058F8059F8061F8063F8064F8065F8066F
休車中…  0編成(  0両)
廃車済…  6編成(24両)
8052F8054F8055F8056F8060F8062F
《6両固定編成》※8254F8256Fはイベント終了後に廃車除籍処分の見込み
運用中…12編成(72両)
8252F8253F8254F8256F8257F8258F8260F8261F8262F8263F8265F8266F
休車中…  0編成(  0両)
廃車済…  4編成(24両)
8251F8255F8259F8264F