2022年1月12日、京浜急行電鉄本線の京急川崎(KK-20)の4・5番ホームと6・7番ホームに現存するフラップ式列車案内表示装置ですが、2月中旬にフルカラーLED式に更新されることが発表され、同社からフラップ式の発車標が完全に消滅することとなりそうです。
▲京急川崎に唯一残っていたフラップ式の発車標。横浜(KK-37)の発車標がフルカラーLED式に更新されて以降、最後までフラップ式のまま残されていた。
このフラップ式列車案内表示装置は1986年に京急川崎に初めて導入され、横浜・横須賀中央(KK-59)・京急久里浜(KK-67)など最大で10駅に設置されていました。しかし発車標の更新工事が進み、フルカラーLED式やLCD式に変更されています。結果的に最後まで残ったのは最初のフラップ式列車案内表示装置の設置駅である京急川崎のみとなりました。2022年2月中旬から工事に入るとのことなので、約35年間の活躍にピリオドが打たれます。私にとってはこのタイプの発車標は珍しいと思いながら見入っていましたが、昔はこれが当たり前だったので、これがなくなってしまう寂しさもありますね。