2022年1月6日

【多摩線も駆け抜けた】小田急電鉄の展望座席をもつロマンスカーによる特別団体専用列車運転

2021年1月4日と5日に、小田急電鉄ロマンスカーによる特別団体専用列車が運転され、4日は“GSE”70000形70052F、5日は3月11日に定期営業運転を終了する“VSE”50000形50001Fがそれぞれ充当されました。
▲特別団体専用列車で小田原線のほかに白昼の多摩線・江ノ島線を駆け抜けた。特に多摩線は両形式とも通常は入線しないが、“VSE”は2010年の代走運用で営業運転したことがある。

4日の“GSE”70000形は片瀬江ノ島(OE16)→新百合ヶ丘(OH23)→唐木田(OT07)→新宿(OH01)→小田原(OH47)と走行し、5日の“VSE”50000形は小田原→新宿→片瀬江ノ島→新百合ヶ丘→唐木田と走行しました。両者とも通常では喜多見検車区の予備留置(平日N34運用)となる編成が使用されています。通常の定期営業運転では夜のみ入線する江ノ島線に日中時間帯に走行したり、通常ダイヤでは走行しない多摩線も走行しました。“VSE”は3月に定期営業運転を終えることとなっているため、貴重な光景となりました。ちなみに同形式の最後の定期営業運転は2月に発表されますが(定期運用終了日の特急券は2月11日10時より発売)、“VSE”充当列車は展望座席やサルーン席を含め特急券争奪戦になりそうな予感です。