2022年1月14日、総合車両製作所新津事業所で製造されたE131系500番台横コツG-11編成が出場しました。これまで登場した10編成とは異なり、幕張車両センターに所属する同系列80番台千マリR11編成・千マリR12編成と同様に線路モニタリング装置を搭載しています。
▲E131系500番台に線路モニタリング搭載編成の横コツG-11編成が登場。中間車は純粋な500番台のままだが両先頭車は本来の車番の511から70が追加されて581となり、80番台と同様の付番方法となっている。
当該となる横コツG-11編成は相模線内基準で橋本寄りからクモハE131-581+サハE131-511+モハE130-511+クハE130-581となっており、両先頭車の車番(本来なら511)に70が追加され、580番台のようになっています(クモハE131-511とクハE130-511が欠番状態)。線路モニタリング装置を搭載したことで、80番台の2編成と同様にクモハE131-581とクハE130-581の車内に手摺と広告枠が設置された機器室が設けられており、機器室のある側のロングシートは5人または6人掛けになっているものと思われます(通常のロングシートは7人掛けです)。この仕様は同系列600番台の線路モニタリング搭載編成にも反映されそうです。ちなみに80番台では連結面寄りの座席がセミクロスシートとなっているため、0番台でいうと2人掛けロングシートとなっている一部分を機器室としました。このため80番台と同様に機器室付近の側面窓の形状が異なっています。なお線路モニタリング装置本体は中間付随車のサハE131-511ではなく茅ヶ崎寄り先頭車のクハE130-581の床下に搭載されています。
【相模線電車の在籍状況】2022年1月15日現在
《205系500番台》13編成52両 ※過半数は運用離脱済み
R1・R2・R3・R4・R5・R6・R7・R8・R9・R10・R11・R12・R13
《E131系500番台》11編成44両
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