2021年1月29日、小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形60253F(クハ60253+デハ60203+デハ60303+デハ60403+デハ60503+クハ60553)が大野総合車両所を検査出場し小田原線で試運転を実施しました。重要部検査施工とともに前照灯が交換されました。
▲大野総合車両所での重要部検査施工で両先頭車の前照灯がHID式からLED式に交換されたロマンスカー“MSE”60000形60253F。これで前照灯がHID式のままなのは60251Fのみに。
▲前照灯がHIDのまま最後まで残っている60251F。いずれはこの編成も前照灯がLED式に交換されるのだろう。この編成が大野総合車両所に入場したら要注意だ。
ロマンスカー“MSE”60000形の前照灯のLED式への交換は、昨年8月に施工された60052F以来で通算5編成目で約5ヶ月ぶりのことです。残るHID式の編成は60251Fのみとなりました。なおロマンスカー“VSE”50000形は2022年3月に定期営業運転を終了するため、前照灯の交換は実施されなさそうです。ロマンスカー“MSE”60000形がデビューしたのは2008年で現在は様々な運用をこなす形式ですから、就役から15年までにすべての編成の前照灯がLED式になりそうです。