2022年1月22日

【1両は静態保存へ】東京臨海新交通7000・7200系7281Fのうち5両が廃車解体のため陸送される

2020年10月14日に定期営業運転を終了した東京臨海新交通ゆりかもめの7000・7200系7281F(6次車)のうち、先頭車1両を除く5両が2022年1月20日に有明車両基地から解体処分のため搬出されました。
▲2020年の鉄道の日での引退から約1年3ヶ月、7000・7200系のラストナンバーが先頭車1両を残して有明に別れを告げる。なおドアステッカーはなぜか残されたままだった。

今回搬出された車両は7000・7200系6次車の7281Fのうち、新橋(U-01)寄りの7286以外の車両(7281・7282・7283・7284・7285)、豊洲(U-16)寄り先頭車の7281には『約15年間ありがとう』と書かれた特製メッセージが掲げられました。残された7286は有明車両基地内に静態保存されるものと思われます。4次車以降の編成は3次車までの各編成をベースとしつつも、制御装置がVVVFインバータ方式となるなど(このため車番で区別できるように車両番号の中央2桁の編成番号である19と20が欠番だった)、変更点もありました。なおこの6次車は2006年の有明(U-12)~豊洲間の延伸開業時に備えて登場した車両であり、7271Fとともに数少ないステンレス無地の車両としてもお馴染みでした。