2022年1月20日、東急電鉄田園都市線の8500系8630Fが所属先から長津田車両工場へ自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われ、特別販売されるデハ8630・デハ8530以外は解体搬出されるものと思われます。
▲いよいよ全廃が迫る8500系。2022年最初の同系列廃車となる8630Fが走り慣れた路線にお別れを告げ帰らぬ旅へ。残りは8631Fと8637Fのみとなり、赤帯は8631Fのみに。
▲最後まで残る8500系は8631Fと8637F、どちらになるのだろうか。2022年に入ってからも朝夕を中心に運用を続けており、8631Fは11日の日中時間帯にも運用された。
今回回送された8630Fは朝の平日39K運用に充当されていたため、1月11日の8631Fを除き廃車回送直前まで朝夕の運用に限られていたものとみられます。日中時間帯で運用されたのは1月11日の8631Fのみとなっていますので、残る編成も朝夕のラッシュ時間帯を中心に細々と運用を続けそうですが、先は長くないと思ってください。総合車両製作所新津事業所から2020系の29編成目となる2149Fも登場していますので、2020系自体の在籍数は次の2150Fが出場すれば300両に到達します(同系列の派生でもある3020系・6020系を含めると現時点で328両、2150Fの登場で338両になる)。