2022年1月19日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系横クラY-10編成(クハE217-10以下11両)がEF64形1030号機に牽引され、所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系横クラY-10編成がついに帰らぬ旅へ。同系列の基本編成は通算11編成目の廃車で2022年では初めてのことである。付属編成はあと1編成、基本編成はあと2編成が廃車除籍となればE235系1000番台の在籍数(基本・付属ともに13編成)と合致することになる。
これで基本編成は11編成(付属編成は12編成)の廃車となり、E235系1000番台が導入されている13編成に迫っています。これでも基本編成では5分の1、E217系全体でも累計169両が廃車されたのみで、相変わらず主力車両となっています。これで残るE217系は11両40編成(440両)と4両34編成(136両)の合計576両となっています。E131系500番台は横コツG-12編成のみ(クモハE131-582以下4両)を残すため、600番台(宮ヤマ)の新製投入が完了すればE235系1000番台の増備再開もありそうですが、横クラF-14編成以降のグリーン車の輸送があった場合はそのタイミングで増備再開とみてよさそうでしょうか。
【E217系の在籍状況】※2022年1月19日現在
基本編成(11両)…40編成(−1) 付属編成(4両)…34編成(±0)
廃車除籍(11両)…11編成(+1) 廃車除籍(4両)…12編成(±0)
【E235系1000番台の在籍状況】※2022年1月19日現在
基本編成(11両)…13編成(±0) 付属編成(4両)…13編成(±0)