2021年12月7日

【改造中間車は残り1両】小田急電鉄1000形1756F(ワイドドア車6両固定編成)のデハ1806・サハ1856が搬出される

2021年12月7日、小田急電鉄1000形1756F(ワイドドア車6両固定編成)のデハ1806とサハ1856が車体を分割され大野総合車両所から北館林荷扱所へ向けて搬出・陸送されました。
▲1000形1756Fの中間2両、デハ1806・サハ1856が大野総合車両所から旅立った。3号車のサハ1856は元先頭車であるため、元先頭車の中間付随車は1754Fに組み込まれているサハ1854を残すのみである。

1000形ワイドドア車は現役では1754Fのみで、先頭車から改造の中間付随車は同編成のサハ1854の1両を残すのみとなりました。同形式ワイドドア車は年内に消滅しそうです。1754Fが廃車除籍処分となるときには1062Fがどんな動きをしているか気になります。残る2両の陸送で1756Fは完全消滅となるため、ワイドドア車最後の1754Fの動向が注目されます。6両固定編成のまま残された1251F・1253F・1254Fは一体どうなるのでしょうか。5000形の追加投入が2022年度にもあればその3編成も置き換えられる可能性は高いでしょうね。レーティッシュカラーは2編成8両に減ったので、1058F・1061Fも油断できないのが現状です。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年12月7日現在 合計130両/全体196両(リニューアル中を含む)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
 緑色…リニューアル更新工事施工

*4両固定編成…9編成(36両、レーティッシュ8両)
内訳…1057F1058F1061F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…4編成(24両、ワイドドア6両)
内訳…1251F1253F1254F
1754F

*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*リニューアル更新工事中/重要部検査施工中…10両
内訳…1092F

*休車中…4両
内訳…1062F

*廃車確定済…62両 ※搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計54両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)