2021年9月中旬頃から、将来の直通運転先となる東急電鉄・東京地下鉄・埼玉高速鉄道など相互直通運転に向けた準備で貸し出しされていた相模鉄道20000系21101F(8両固定編成)が12月20日に綾瀬検車区からかしわ台車両センターまで甲種輸送されています。
▲約3ヶ月間におよぶ直通先路線への貸出を終えて20000系8両固定編成(21000系)のトップナンバーがかしわ台車両センターに帰還へ。東日本旅客鉄道相模線の終電を待つ必要があるため、数日間かけて相模貨物ターミナルから4両ずつに分けて輸送されるものとみられる。
20000系21101Fは9月の貸出から約3ヶ月間の訓練を終えて帰還することになります。訓練では乗り入れ先路線の車両基地のほか、有楽町線・千代田線と綾瀬検車区への入線で注目を集めました。返却後に自社での営業運転に投入されるものと思われます。10000系10703Fが長野総合車両センターに制御装置更新工事のために入場しており、8両固定編成が不足することから、その穴埋めに入るものとみられます。20000系8両固定編成のなかではいまだに営業運転に投入されていませんので、この編成が運用入りすれば、今年度導入分の全4編成の運用入りが完了することになりますね。