2021年12月8日、東急電鉄目黒線方面との相互直通運転に向けた準備で貸し出しされている相模鉄道20000系21101F(8両固定編成)が埼玉高速鉄道浦和美園車両基地での訓練のあと、東京地下鉄南北線・有楽町線・千代田線を自走し綾瀬検車区まで入線しました。
▲20000系8両固定編成(21000系)が初めて東京地下鉄有楽町線・千代田線を初めて自走し綾瀬検車区まで入線した。綾瀬検車区では和光検車区所属の10000系や王子検車区の9000系の検査を受け持ち、千代田線運用車両が入庫するため、普段ならばあり得ない東日本旅客鉄道E233系2000番台および小田急電鉄4000形と肩を並べることがあるだろう。
20000系21101Fが直通先路線の南北線9000系の検査の関係で走行する有楽町線・千代田線および綾瀬検車区への入線は初めてのことです。同編成は埼玉スタジアム線浦和美園(SR-26)→南北線市ヶ谷(N-09,Y-14)→有楽町線桜田門(Y-17)→千代田線霞ヶ関(C-08)→北綾瀬(C-20)と走行したものと思われ、綾瀬検車区入線が実現しました。この検車区には検査入場で走行する王子検車区の9000系のほか、和光検車区の10000系、千代田線での運用で入出庫に使用する16000系、小田急電鉄4000形(C運用に綾瀬検車区入出庫運用がある)、東日本旅客鉄道E233系2000番台と肩を並べているのかもしれませんね。なお20000系8両固定編成と千代田線で運用される3形式は朝晩に小田急電鉄小田原線と相模鉄道本線双方が乗り入れる海老名(OH32,SO-18)で並ぶことはあっても、同一路線上で横並びはなかなかないと思いますね。