2021年12月17日、東日本旅客鉄道が2022年3月12日実施のダイヤ改正の概要を発表しました。今回は【新幹線】と【在来線】に分けて紹介します。
【新幹線】
▲上越新幹線に追加投入されるE7系(幹ナシ・幹ニシ)。『とき』・『たにがわ』でE7系への乗車機会が増える。同系列の投入でE4系をすべて置き換えたが、今後はE2系1000番台初期編成の置き換えも進みそうか。
▲新たに全席指定席となるE3系1000番台(元0番台改造)・2000番台(幹カタ)の山形新幹線『つばさ』。自由席新幹線特急券では乗車できなくなるので注意が必要だ。E8系の新製投入も予定されているが、同系列の導入前に全席指定席となりそうだ。
新幹線ではE7系F編成を追加投入し、上越新幹線の『とき』・『たにがわ』のE7系充当列車を増やします(E2系の一部運用を置き換え)。『とき』は上下2本ずつ増やして上下18本、『たにがわ』は上下4本ずつ増やして下り9本、上り10本となります。さらに山形新幹線では新庄寄りの16号車・17号車に自由席が設定されていましたが、全席指定制に変更し(自由席廃止)、秋田新幹線とともに新幹線特急料金の体系を見直し分かりやすい料金とします。そのため『つばさ』に自由席新幹線特急券では今後乗車できなくなりますのでご注意ください。
また新幹線の一部列車・一部区間で臨時列車に格下げされ、利用状況に応じて運転されるとのことなので、当該列車の運転日は時刻表で随時確認しましょう。このうち『やまびこ』は臨時列車化される列車が多いため、併結運転していた『つばさ』は単独運転が増えますね。また上り『なすの』1本、上り『たにがわ』2本の運転を取りやめます(『たにがわ』の1本は土曜休日のみ取りやめ)。臨時列車への格下げで『はやぶさ』・『やまびこ』の定期列車本数がかなり減っているようですね。これも新型コロナウィルスによる影響がありそうです。
【在来線特急列車】
在来線特急列車ではウィズコロナによる着席通勤の需要に対応した輸送体制となり、平日朝ラッシュ時間帯ピーク後の列車が運転取りやめとなる列車があります。
▲特急『成田エクスプレス』は朝晩の一部列車を除き東京(JO-19)~空港第2ビル(JO-36)間は途中無停車だが、千葉(JO-28)に停車する列車が増える。また大宮(JU-07,JS-24)発着列車は消滅する。日中時間帯の運休が続くが、徐々に運転再開も視野に入りそうか。
▲平日の通勤特急の役目を果たす『さざなみ』と『スワローあかぎ』。前者は君津発着だが新設の列車は木更津始発で設定され(E257系500番台5両で運転)、これは内房線千倉始発、久留里線上総亀山始発の各列車から接続を受ける。後者は高崎始発で、両列車は現行ダイヤの8時台の最後が運転取りやめとなる。
▲特急『ときわ』『ひたち』は品川(JT-03)発着を増やし、土曜休日ダイヤでは上野(JU-02,JJ-01)発着列車が消滅する(臨時列車がある場合はその限りではない)。このため土曜休日の常磐線特急列車の発車ホームが地平ホームの16番線・17番線から変わるので注意だ。
▲特急『湘南』は品川行き列車が行先延長で東京(JT-01)行きとなり、品川発着は消滅する。また新宿(JC-05,JS-20)発着列車の停車駅に大崎(JA-08,JS-17)が加わり、利便性が向上するほか、新宿発の最後の1本が運転取りやめとなる代わりに18時25分発が設定される。さらに一部の14両編成の便が9両編成に変更されるものがあるので注意だ。
▲特急『かいじ』・『あずさ』は東京(JC-01)発着列車と停車駅を増やし、立川(JC-19)には全列車が停車するようになるほか、『かいじ2号』の運転時刻が繰り上がる。
首都圏を発着する特急列車では、ウィズコロナでの通勤スタイルの対応で着席通勤での需要が多い平日ラッシュ時に特急列車を運転するように変更され(例…内房線特急『さざなみ』、高崎線特急『スワローあかぎ』)、一部の特急列車はラッシュ時間帯後の便は運転取りやめとなります。
常磐線特急列車の『ひたち』・『ときわ』では土曜休日の上野発着列車の運転区間の延長が実施され、全列車が品川発着となります(『ひたち』は基本的に品川発着)。平日は特急専用の16番線・17番線の線路の錆取りの目的もあるのか上野発着の列車が残りそうでしょうか。また『ときわ』では利用の少ない列車・区間での運転を取りやめます。なお運転区間が縮小される『ときわ』は3本あり、このうちの1往復(63M列車・82M列車)は勝田以北(勝田~高萩間)で、下り1本(2081M列車)は土浦以北(土浦~勝田間)での運転を取りやめます。
東海道線特急列車の『湘南』では3076M列車が品川行きから東京行きに変更され(小0641→東0756)、品川行きは消滅します。同列車はほぼ貨物線経由のため東京には横須賀線・総武快速線地下ホームに到着と思われ、新橋(JT-02,JO-18)が停車駅に加わりそうでしょうか。また新宿発着列車の停車駅に大崎が追加され、湘南エリアと大崎エリア(と東京臨海高速鉄道りんかい線方面)のアクセス向上が期待されるほか、新宿発の運転時刻が変更され、現行の3093M列車は運転を取りやめ、現行の3091M列車と同じスジに変更されます(新たに3091M列車が小1952←宿1825で設定)。現行ダイヤでの3080M列車(小0722→東0848)・3081M列車(小2140←東2030)の1往復は14両編成から9両編成に変更されます。このうち14両編成で運転されている3080M列車は茅ヶ崎(JT-10)・藤沢(JT-08)両駅の貨物線ホームの有効長(10両編成分)の関係で、大船(JT-07)付近まで旅客線を通り、そこから貨物線に転線する形がとられましたが、9両編成となることで、かつての同じスジで運転されていた『湘南ライナー』(8号・3728M列車)と同様に平塚(JT-11)発車直後に貨物線に転線ができるため、茅ヶ崎・藤沢では貨物線ホームでの発着に変更される可能性があります。
中央線特急列車の『あずさ』・『かいじ』では一部列車の停車駅を追加し、立川に全列車が停車するほか、『あずさ』2往復が甲府(CO-43)~松本(42)間の運転を取りやめ『かいじ』に変更されます。また3102M列車(竜0712→宿0904)は各駅発車時刻を繰り上げ新宿到着を8時台にするほか(竜0658→宿0842)、平日の通勤特急である『はちおうじ』は5209M列車(八2348←東2300)の運転を取りやめ、5207M列車(八2307←東2215)は臨時列車に格下げし(八2323←東2230)、需要が見込める日に運転されます(定期列車は下り3本に減少)。また『おうめ』は5303M列車(青2347←東2230)の発車時刻を約15分繰り上げます。
高崎線特急列車の『スワローあかぎ』では一部列車の運転区間を延長するほか、運転時間帯をラッシュ時間帯にシフトします。具体的には現行の4002M列車(熊0606→上0705)の始発が熊谷から本庄に変更されるほか(本0550→上0705)、現行の4004M列車(高0740→宿0911)に代わる列車として上野を7時台に到着する『スワローあかぎ』の上野行き(高0552→上0737)を運転し着席サービスを向上します。また現行の4006M列車(高0810→上0939)を新宿行きに変更し高崎発車時刻を30分繰り上げ(高0740→宿0907)、現行の4008M列車(高0850→上1013)の高崎発車時刻を約40分繰り上げます(高0811→上0939)。この変更により平日ラッシュ時間帯に『スワローあかぎ』で上野・新宿方面へ向かうことができます。始発の発着時刻変更がありますので、群馬県や埼玉県北部などから通勤通学で利用する方は非常に大変かもしれませんね。逆に上野発の2本、現行の4011M列車(高2223←上2100)と4013M列車(高2324←上2200)は臨時列車に格下げし、需要が見込まれる平日のみの運転となります。
内房線特急の『さざなみ』では初めて木更津始発の4号が設定され(木0703→東0810)、現行の1004M列車(君0740→東0846)を6号とします。なお1008M列車(君0810→東0913)は運転を取りやめます。木更津始発の『さざなみ』(4号)はE257系500番台5両での運転となり、指定席も設定されます。なお『さざなみ』・『わかしお』・『しおさい』では列車によって指定席の両数と自由席の両数が異なっていましたが、指定席の両数を増やして統一します。これにより指定席特急券を購入することで安心して着席できます(正しい席に着席すれば車内改札が省略となる)。E257系500番台5両単独の場合は上り方3両(1~3号車)が指定席、4・5号車が自由席、2編成併結の10両編成の場合は4号車から8号車(東京方編成の下り方2両と安房鴨川・銚子方編成の上り方3両)が指定席、それ以外が自由席、255系の場合は上り方5両(1~5号車、4号車はグリーン車)が指定席となります。なお255系で運転される列車には時刻表に『グリーン車指定席』の記載があるので確認してください。
新型コロナウィルスの影響で日中時間帯の全列車の運休が続く特急『成田エクスプレス』は現行ダイヤで大半の列車が東京~空港第2ビル間は途中無停車となっていますが、日中時間帯の列車を中心に千葉に停車する列車を増やし、千葉方面と渋谷(JA-10,JS-19)・新宿方面や横浜(JO-13)・大船(JO-09)方面へのアクセスが向上します。当該列車は空港特急のイメージが非常に強いですが、事前に座席未指定券を含む特急券を購入すれば(例・成田エクスプレスで千葉~渋谷・新宿間、千葉~横浜・大船間など)、一般的な特急列車として利用することができます。千葉に停車する特急列車は総武本線特急『しおさい』(255系・E257系500番台)があるものの東京発着で本数が限られています。その点で『成田エクスプレス』はその先の横浜・大船方面や新宿方面に直通するため、東京を跨ぐ特急列車はこの成田エクスプレスが唯一です。ただし特急料金は安価なB特急料金ではなくA特急料金が適用されますのでご注意ください。千葉停車列車のほとんどは大船発着列車ですが、一部新宿発着列車もあります。
【在来線普通列車】
▲車掌が乗務しないワンマン運転が開始される川越線・八高線川越~高麗川~八王子間(写真は209系3500番台と引退予定の209系3100番台)。ワンマン運転非対応の209系3100番台が年度内に引退となるため、首都圏エリアでは初の2車種によるワンマン運転に。なお中央線との直通運転は両路線のワンマン運転化により取りやめとなる。
▲車掌が乗務しないワンマン運転が開始される相模線。ワンマン非対応の205系500番台が引退となり、E131系500番台に完全統一される。なお朝夕のみの横浜線との直通運転は相模線のワンマン運転化で取りやめとなる。E131系500番台の横浜線乗り入れは3月11日まで期間限定ということなのだ。
▲宇都宮線と日光線ではE131系600番台の投入により宇都宮以北(一部は小山・小金井から)と日光線でワンマン運転が開始され、205系600番台は『いろは』(宮ヤマY3編成)を含めて営業運転を終了する。元京葉線の0番台から転用された編成が多いが、元埼京線の0番台から転用の2本も存在する。
▲鎌倉車両センター中原支所所属のE233系8000番台・8500番台で運転されている南武線では快速列車の運転時間が拡大し利便性が向上する。稲城長沼(JN-18)での各駅停車待避などを増やしたことで全線で通過運転が実施されているが、武蔵溝ノ口(JN-10)~武蔵小杉(JN-07,JO-15,JS-15)間のように『武蔵』の付く駅に4駅連続で停車している。
在来線では東海道線・宇都宮線・高崎線、常磐緩行線・常磐線、横須賀線・総武快速線、中央・総武線各駅停車、中央線快速・青梅線、山手線、京浜東北線、横浜線、南武線、京葉線など首都圏路線で平日朝の通勤ラッシュ時間帯の運転本数が一部削減されます。新型コロナウィルスによる通勤スタイルの変化などが影響していそうです。1時間で最も運転本数の多い時間帯の本数での比較ですが、山手線外回り(東京(JY-01)発基準で品川(JY-25)・渋谷(JY-20)方面)が現行よりも3本減って19本、中央・総武線各駅停車東行(三鷹(JB-01)から津田沼(JB-33)・千葉(JB-39)方面)が現行よりも4本減って19本などとなります。テレワークの増加で列車が削減される分、通勤時間帯のさらなる混雑と密も考えられますので、時差通勤するというのもありかもしれません。このうち、山手線、中央線快速、常磐線(緩行線を含む)、京葉線は日中時間帯、東海道線、横須賀線・総武快速線、高崎線、常磐緩行線・常磐快速線(中距離の方ではありません)、山手線、中央・総武線は夕夜時間帯の本数を見直します。首都圏線区以外でも運転本数の見直しがある路線がありますので注意してください。
常磐線では特別快速列車が運転される日中時間帯の運用が大きく変わります。E531系で運転されている列車は品川・上野~土浦・水戸・勝田間で、このうち毎時1本は三河島(JJ-03)・南千住(JJ-04)・我孫子(JJ-08,JL-30)・天王台(JJ-09,JL-31)を通過する特別快速列車です。グリーン車のないE231系0番台で運転される列車を除くと上野発では1時間に4本(うち2本は上野発着)が運転されています。ダイヤ改正では特別快速列車が大幅に削減され、午前に上り2本、午後に下り2本のみとなり、それ以外はすべて上野東京ライン直通列車ですべて品川~土浦間を運転する普通列車となります。利用状況を踏まえて土浦を境に運転系統が分かれ、同駅以南はグリーン車組み込みの10両編成以上、同駅以北は付属編成の単独による5両編成(一部のみ2編成併結の10両編成)の運用に変更されることから、土浦以北にグリーン車組み込みの編成が入線するのは朝晩のみ(日中時間帯は代走以外は乗り入れない状況)となりそうです。土浦で列車の乗り継ぎの利便性を向上するため、品川~土浦間の普通列車を3番線に、土浦以北の普通列車を2番線に発着することで、階段を用いずに乗り継ぎができるようになります(なお1番線は特急列車が使用するため閉鎖はされない)。土浦で実施している基本編成と付属編成の分割併合を減らす目的がありそうですが、完全に消滅するわけではありません。日中時間帯以外の列車で上野~土浦間を15両編成で運転したあと、土浦で双方を切り離し、基本編成は上野方面へ、付属編成はそのまま土浦以北へ運転する列車が2本あります。こうなると同駅で同一ホームに行先の違う編成が停車するという現象が起きるかもしれませんので、乗り間違いにはくれぐれも注意しましょう。
南武線では全線通過運転が実施されている快速列車の運転時間帯を土曜休日に拡大します。現行の土曜休日ダイヤでは川崎(JN-01)発基準の下りで10時から15時までの4061F列車(61F運用)から4535F列車(35F運用)まで、登戸(JN-14)発基準の上りで10時30分過ぎから15時までの4050F列車(51F運用)から4556F列車(57F運用)まで実施されていますが、新たに上下3本の各駅停車を快速列車に変更します。登戸では鎌倉車両センター中原支所出庫編成による始発列車が9時台(942F列車・43F運用)・10時台(1046F列車・47F運用)で1本ずつ設定されていますが、快速運転時間拡大に伴って立川(JN-26)まで延長される形となります。快速列車の1・2本前の各駅停車はどこかで待避があるだろうと考えておいてください。
総武快速線系統では現行ダイヤで平日の朝に成田線成田(JO-35)始発と成田空港(第1ターミナル・JO-37)始発、夕夜に東京始発成田行きで設定されている通勤快速2往復(5684F列車→2684F列車・5770F列車→2770F列車、2983F列車→5983F列車・2989F列車→5989F列車、これらは物井(JO-32)・稲毛(JO-27)・津田沼(JO-26)・市川(JO-24)・新小岩(JO-23)の各駅を通過する列車)をすべて快速に変更し、通勤快速通過駅からの利便性を向上します。これにより成田線と総武快速線から通勤快速が消滅します。通勤快速がなくなるということは通勤時間帯での市川での通過待ちも少なくなり、混雑緩和と利便性向上が期待されます。
埼京線・川越線では平日の午前中に通勤快速(赤羽(JA-15)~大宮(JA-26)間のみ通過運転、途中は武蔵浦和(JA-21)のみ)が運転されていますが、6時台~8時台の下り(北行)列車の一部通勤快速を快速列車に格下げし、戸田公園(JA-18)と武蔵浦和以北の各駅からの乗車機会を増やします。平日の朝は各駅停車と通勤快速のみなので、ラッシュ時間帯に快速を走らせることで武蔵浦和以北の各駅と戸田公園からの通勤通学に便利になりますね。
川越線・八高線(電化区間)、相模線、宇都宮線小山~黒磯間(小山~宇都宮間は一部列車)、日光線では車掌が乗務しないワンマン運転が開始されます。川越線・八高線はワンマン運転に対応しない209系3100番台が、相模線では205系500番台、宇都宮線・日光線では205系600番台が営業運転を終了します。今回のダイヤ改正でワンマン運転が開始される川越線・八高線では209系3500番台・E231系3000番台(宮ハエ)をワンマン運転対応車両に改造し、相模線、宇都宮線・日光線では既存の205系500番台・600番台を置き換えるためにE131系500番台・600番台が新製投入され、相模線では2021年11月18日から先行して営業運転に投入されています。宇都宮線・日光線では新たにE131系600番台が営業運転を開始します。さらにはE131系0番台・80番台が充当される鹿島線と成田線を直通する列車の成田線区間(成田~佐原間)でもワンマン運転となります(夜の1便は成田線完結列車)。これにより各駅で流れていた発車メロディが車外スピーカーからの扱いに変更となるほか、乗降時には半自動ドアスイッチを操作する旨の自動放送が流れますので、半自動ドアスイッチを操作のうえで乗降するシステムとなります。新たにワンマン運転区間となる路線でE131系0番台・80番台(千マリ)のように『○○行き、ワンマンカーです』と放送されるかもしれませんので、単式ホームの駅などでの乗車列車の間違いも防げそうです。基本的にすべての旅客用扉から乗降できます。なおワンマン運転の導入により、川越線・八高線は中央線との、相模線は横浜線との直通運転がそれぞれ取りやめとなり、すべて線内発着になります。また宇都宮線ではE131系600番台を2編成併結した6両編成での運転があるほか、宇都宮~黒磯間でのグリーン車の営業が終了となります。これは宇都宮以北の区間でのワンマン運転導入により宇都宮以南の区間(上野東京ライン)との直通がほとんどなくなるためで、E231系1000番台・E233系3000番台の10両基本編成は宇都宮が北限となり、宇都宮~黒磯間に乗り入れなくなるからです。なお氏家始発の上野東京ライン列車が無くなる代わりに、E131系600番台3両編成を使用したワンマン普通列車が1本設定されます(氏0735→宇0753)。また日光線では多客期など利用が多く見込まれる時期に臨時快速列車が1往復設定されます(日1032←宇0953、日1604→宇1644、途中停車駅は鹿沼・今市のみ)。
現在の宇都宮以北発着列車で10両編成による運用を調べると、以下の列車があります。
※下り上りは宇都宮線内、北行南行は上野東京ライン基準です
※注意…平日の528M列車、土曜休日の1535E列車は小金井まで5両編成のため非掲載
《下り(北行)》
625M列車(黒0641←宇0550)
627M列車(黒0659←山0542)
1662E列車(黒2339←熱1852)
《上り(南行)》
1529E列車(氏0521→熱0931)
534M列車(黒0617→上0915、土曜休日は上0910)
1545E列車(黒0651→熱1128・土曜休日運転)
1549E列車(黒0651→品0956・平日運転)
538M列車(黒0732→上1015)
10両編成が宇都宮以北に乗り入れるのはこの運用だけのようですね。しかも下りは上野東京ラインの列車が黒磯行きの最終列車になっているのも面白いですねぇ。以前には日中時間帯から夕方にかけて黒磯までの直通列車(折り返しは平日通勤快速、土曜休日快速ラビットに繋がる運用)があったのを思い出しますね。E231系1000番台・E233系3000番台の黒磯行き表示も記録したらいいと思います。
これ以外にも運転本数の見直しや運転区間の短縮となる列車がありますので、各最寄路線の支社別の発表も確認しておきましょう。