2019年5月26日・27日の小田急電鉄海老名検車区東側で行われた『小田急ファミリー鉄道展2019』でロマンスカー『GSE』70000形70051Fとともに展示されたロマンスカー『SE』3000形3021F(5両)が1000形1253Fの牽引で大野総合車両所まで回送されました。
▲海老名検車区での展示を終えたロマンスカー『SE』3000形3021F、27日終電後に1000形1253Fに導かれ大野総合車両所へ。中間車の解体作業に入るものと思われる。なおデハ3025に掲出されていた『あさぎり』は撤去された状態である。
▲解体処分になるものと思われるデハ3022・デハ3023・デハ3024のいずれか。解体を免れる車両はいったいどれになるのか。
▲海老名検車区から大野総合車両所までロマンスカー『SE』3000形3021Fを牽引した1000形1253F。ここ最近は保存車両の牽引に使用されている。
このロマンスカー『SE』3000形3021Fはまだ就役前だったロマンスカー『MSE』60000形とともに展示された2007年以来約12年ぶりに『小田急ファミリー鉄道展』で屋外展示とされ、最新型ロマンスカー『GSE』70000形70051Fとの豪華共演を果たしました。大野総合車両所に回送された3021Fは2両の中間車の解体作業に入るものと思われます。なおデハ3025の『あさぎり』表示は撤去された状態となっていました。5両で撮影できる状態は今回のファミリー鉄道展が最後となりました。なお同編成が保存されていた保管庫には現在のところ、新宿(OH01)寄りから2600形2670Fのクハ2670、9000形9001Fのデハ9001、2200形2201Fのデハ2201の3形式3両が静態保存されています。