2019年5月15日

【トイレ設置と組成変更】東日本旅客鉄道E233系0番台にトイレ設置編成

2019年5月13日、東日本旅客鉄道東京総合車両センターに入場していた豊田車両センター所属のE233系0番台八トタT37編成(クハE233-37以下10両)が出場し、所属先の豊田車両センターまで自走回送されました。同編成は同年1月18日に東京総合車両センターに入場していました。

▲中央線・青梅線で活躍するE233系0番台に初めて車椅子対応の大形洋式トイレが設置された。最初に設置されたのは八トタT37編成で、その際にグリーン車2両(サロE233形0番台+サロE232形0番台)の組み込みに備えて組成変更が行われており、トイレは電動車ではなく付随車に設置されている

この編成は10両貫通編成で6号車と7号車に付随車(ちなみに10両分割編成では6号車と7号車に制御車)を組む構成で東京(JC-01)寄りからクハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37と組成されていました。今回は車椅子対応の大形洋式トイレと車椅子兼ベビーカースペースが付随車のサハE233-237(旧6号車)に設置されたことによって同車両が新たに4号車となり弱冷房車への指定がなされたほか、旧4号車は5号車(弱冷房車設定を解除)、旧5号車は6号車に変更され、東京寄りからクハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+サハE233-237+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37という組成になりました(太字が組成変更された車両)。トイレ設置部分はもともと優先席のあったところであり、優先席の移設と側面窓の一部分の穴埋め、車椅子兼ベビーカースペースの追加設置が行われたようです。またモハE232-237には静止型インバータ(SIV)の追加設置も行われたようです。

【E233系0番台トイレ設置編成の組成】 ※左側が東京寄り、下線部に注目
入場前
クハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37

入場後
クハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+サハE233-237+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37