2019年5月25日と26日に小田急電鉄海老名検車区で『小田急ファミリー鉄道展』が開催され、海老名検車区西側の保管庫に静態保存されているロマンスカー『SE』3000形3021Fと、喜多見検車区所属のロマンスカー『GSE』70000形70051Fが展示されました。
▲海老名検車区のイベントでは最後の展示となってしまうロマンスカー『SE』3000形3021Fと初めての展示となったロマンスカー『GSE』70000形70051F。ロマンスカーの大先輩との共演が実現。
初代ロマンスカー『SE』3000形と最新鋭ロマンスカー『GSE』70000形の豪華な並びということで多くのファンが殺到しました。前者は31番構内留置線に、後者は32番構内留置線で並べられたほか、31番構内留置線のもっとも東側に留置されていた1000形1060Fが『急行 新宿(OH01)』表示で注目されたほか、ロマンスカー『EXE』30000形30057Fとロマンスカー『MSE』60000形60051Fが留置されていたことで、4形式のロマンスカーを撮影することができましたね。初代ロマンスカー『SE』3000形は今年度に中間車の解体作業が行われることになっており、この形式が屋外で展示されるのは2007年以来約12年ぶりで、同形式にとっては今回が最後の展示と思われます。先頭車(3021・3025)はロマンスカーミュージアムで保存されますが、それ以外の車両(3022・3023・3024)の動きには注意したいものです。