2019年5月11日

【サービス向上】東日本旅客鉄道E233系0番台のトイレ設置編成を5月27日から運用開始

2019年5月10日に、東日本旅客鉄道八王子支社が中央線東京(JC-01)~大月(JC-32)間と青梅線立川(JC-19)~青梅(JC-62)間で運用されている豊田車両センター(八トタ)所属のE233系0番台の4号車モハE233形200番台の5号車寄り1ヶ所(現行の優先席)に車椅子対応大形洋式トイレを設置して5月27日からトイレを設置した編成を営業運転に投入すると発表しました。
▲E233系では上野東京ライン・湘南新宿ライン向け3000番台(横コツ・宮ヤマ)に続くトイレ設置となるが、改造での設置は初めてである。オレンジバーミリオンのE233系0番台の車椅子対応大形洋式トイレの運用は5月下旬から開始する。

E233系0番台の4号車の5号車寄りは現在の優先席エリアにあたります。トイレを設置するためには優先席を撤去しなければならないため、優先席の移設とトイレと移動のスペースを確保するための車椅子兼ベビーカースペース(フリースペース)の設置が必要です。そのためE233系3000番台の11号車ような構造にする必要があります。優先席は7人掛け座席の一部(トイレ付近の2席)に移設して車椅子対応のトイレとフリースペースを設け、床下部分には汚物処理タンクを搭載するものとみられます。トイレの構造はE233系3000番台と同じとみてよさそうですね。