2019年5月13日に東日本旅客鉄道東京総合車両センターを出場し、編成組み替えと車椅子対応大形洋式トイレの設置が施工された豊田車両センター所属のE233系0番台八トタT37編成(クハE233-37以下10両)が5月27日より営業運転に投入されました。
▲E233系0番台で初めて車椅子対応大形洋式トイレが設置され、編成組み替え(元6号車→4号車、元4号車→5号車、元5号車→6号車)が実施された八トタT37編成。豊田車両センターに汚物処理機能が整備されていないため、付随車のサハE233-237(4号車)に設置されているトイレは当面使用できない。
この編成は東京(JC-01)寄りからクハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+サハE233-237+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37と組成されており、電動車ユニットの間に付随車が挟まれた形となっています。現在のところ豊田車両センターに汚物処理機能が整備されていないため、サハE233-237(旧6号車→4号車)に設置された車椅子対応大形洋式トイレは使用できない(使用禁止)扱いとなっています。編成組み替えは10両固定編成のT編成のみで、分割編成へのトイレ設置は本来の付随車に該当する6号車と7号車が分割可能な制御車(クハ)のため、通常の4号車であるモハE233形200番台となり、編成組み替えは実施されないものとみられます。
【E233系0番台トイレ設置編成の組成】 ※左側が東京寄り、下線部に注目
トイレ設置前
クハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37
トイレ設置後
クハE233-37+モハE233-37+モハE232-37+サハE233-237+モハE233-237+モハE232-237+サハE233-37+モハE233-437+モハE232-437+クハE232-37