2019年5月10日、京浜急行電鉄が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表しました。今年度の投資額は約271億円となります。【車両面】と【設備面】に分けて見ていきます。
【車両面】
▲今年度も増備がある新1000形。製造両数は14両だが、6両1編成と4両2編成または6両1編成と8両1編成になるものと思われる。基本的には1600番台の仕様を踏襲するようだ。
▲今年度も車体更新工事が実施される新1000形。昨年度は1009編成に施行された。今年度は1017編成への施行が予想される。
車両面では新1000形14両の製造と8両の車体更新工事施行(予想:1017編成)が予定されています。新1000形の増備はコンセントの設置など1600番台の仕様を踏襲し、6両1編成と8両1編成、または6両1編成と4両2編成のいずれかとなる可能性があります。同形式の車体更新工事は昨年度の1009編成に続いて8両固定編成に施行されるものと思われ、1017編成への施行が予想されています。車体更新工事とともに制御装置の更新工事が施行されそうですね。
【設備面】
設備面では大師線の連続立体交差事業における地下化工事(東門前[KK-24]~小島新田[KK-26]間)の完了と地上部分の整備の継続、品川(KK-01)でのホーム固定柵の設置、京急蒲田(KK-11)、京急川崎(KK-20)、横浜(KK-37)、上大岡(KK-44)でのホームドア設置、黄金町(KK-40)と追浜(KK-54)でのホーム上家延伸工事、金沢八景(KK-50)でのホーム上家耐震工事、羽田空港国内線ターミナル(KK-17)でのエレベーター更新工事、大森海岸(KK-07)、天空橋(KK-15)、京急鶴見(KK-29)、金沢文庫(KK-49)でのエスカレータ更新工事、花月園前(KK-30)での駅舎改修工事、井土ヶ谷(KK-42)でのホーム改修工事が予定されています。