2019年5月14日

【注目事項あり】京成電鉄が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表

2019年5月13日、京成電鉄が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表しました。投資額は昨年度よりも約36億円増の約227億円です。【車両面】【設備面】に分けてみていきます。

【車両面】
▲初めて増備される2代目AE形。『AE9編成』で一部仕様変更がなされるものと思われる。
▲3000形の次なる形式として成田スカイアクセス線(成田空港線)向けの『3100形』が登場。帯は橙色で京成本線との誤乗防止の意味合いもありそうだ。新京成電鉄でも3100形をベースとした『80000形』が登場する予定だ。

車両面ではAE形を1編成(8両:AE9編成)増備し、成田空港方面への需要を増やすほか、3000形以来の新形式車両3100形が2編成(16両:3101F・3102F)製造されます。また3000形では全編成の車内LED式旅客案内表示器をLCD式旅客案内表示器に置き換えており、今年度で完了する予定です。

【設備面】
設備面では成田空港第1ターミナル(KS-42)へのホームドア設置、昨年の塩害によって発生した停電事故の教訓からケーブルの耐塩化実施、内方線点字ブロックの設置推進、京成上野(KS-01)および空港第2ビル(KS-41)への防犯カメラ増設、空港第2ビル・成田空港第1ターミナルの駅施設リニューアル、駅舎や橋梁の耐震工事、押上線の連続立体交差事業の継続、八千代台(KS-29)へのエレベータ増設、京成幕張本郷(KS-52)への待合室設置などが予定されています。