2019年5月13日

【注目事項あり】東京急行電鉄が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表

2019年5月13日、東京急行電鉄が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表しました。今年度の投資額は約619億円です。【車両面】【設備面】に分けてご紹介します。

【車両面】
▲田園都市線向けには8500系の置き換えのため2020系が6編成追加投入される(2130F・2131F・2132F・2133F・2134F・2135F)。8500系は8620Fが廃車となり、再びカウントダウンが始まっている。
▲目黒線向けには2020系・6020系をベースとした3020系が3編成投入される(3121F・3122F・3123F)。最初の3121Fは総合車両製作所横浜事業所で8両編成として落成し、組成時に6両編成とするようだ。

田園都市線向けには2020系が6編成、目黒線向けには3020系が3編成投入されます。2020系は2129Fからの続番で総合車両製作所新津事業所で製造されるものと思われます。3020系はすでに1編成が登場しており、あと2編成が製造される予定です。2020系は8500系を順次置き換えていきますが、『サークルK』で残る8606F・8642Fの存在も見逃せないところ。

【設備面】
設備面では今年度末で世田谷線・こどもの国線を除く全駅へのホームドア設置が完了する予定であるほか(設置駅は中央林間[DT-27]、南町田[DT-25]、すずかけ台[DT-24]、つくし野[DT-22]、田奈[DT-21]、青葉台[DT-20]、藤が丘[DT-19]、鷺沼[DT-14]、宮崎台[DT-12]、二子新地[DT-08]、等々力[OM-13]、大岡山[OM-08]、北千束[OM-07]、旗の台[OM-06]、戸越公園[OM-03]、下神明[OM-02]、東白楽[TY-19]、白楽[TY-18]、多摩川[TY-12])、東横線では2022年の供用開始を目指してデジタルATCの整備を進めるほか、8500系を除く全車種に車内防犯カメラを設置します。また渋谷(DT-01, Z-01, TY-01, F-16)では出入口増設や移設により、アルファベットや番号を振りなおすほか、南町田では駅舎リニューアルとともに『南町田グランベリーパーク』に改称して平日のみ通過している急行列車が同駅に終日停車するようになります。また三軒茶屋(DT-03)ではエレベータ増設、桜新町(DT-05)ではエレベータ増設、江田(DT-17)・白楽ではエスカレータ設置、二子新地・高津(DT-09)でのホーム屋根の延伸工事、横浜(TY-21)・用賀(DT-07)・桜新町ではトイレリニューアルを予定しています。