2024年1月11日、江ノ島電鉄が安全性向上のため新たな信号システムを導入することとなり江ノ島(EN-06)と長谷(EN-12)の両駅で藤沢(EN-01)方面ホームと鎌倉(EN-15)方面ホームを連絡する構内踏切が廃止され、方面別改札に変更することが発表されました。今後は両駅を利用される際には十分にご注意ください。
▲土曜休日は藤沢と鎌倉を江ノ島など一部区間で相模湾に沿って観光地を結ぶ路線とあって混雑することが多い江ノ島電鉄。2月3日から江ノ島、2月17日から長谷の構内踏切が廃止となり、方面別改札になるほか、構内のトイレを利用する際には注意が必要だ。
今回の新たな信号システム導入に伴い方面別改札となる江ノ島と長谷の両駅はともに2面2線の相対式ホームを有する駅で、乗車券やフリーきっぷ類を発売している自動券売機はどちらか片側の改札口に、トイレも同様に片側のホームのみにあり、双方向のホームは構内踏切で結ばれています。江ノ島では2月3日初電から、長谷では2月17日初電から方面別改札となりますので、入出場する改札口を間違えないようご注意ください。
江ノ島では2月3日から方面別改札となり、乗車券を券売機で購入するときや交通系ICカードにチャージをする場合は藤沢方面の改札口にある自動券売機を利用してください。鎌倉方面の改札口に自動券売機は設置されません。また駅構内トイレは藤沢方面のホームのみにありますので、トイレを利用したい場合は改札口の駅係員に申し出てください。なお同駅は鎌倉寄りにある留置線から出庫する始発列車が設定されており、江ノ島5時23分発の鎌倉行きの83レ(江0523→鎌0546)のみ1番ホーム(藤沢方面ホーム)からの発車となります。
長谷では2月17日から方面別改札となり、乗車券を券売機で購入するときや交通系ICカードにチャージをする場合は鎌倉方面の改札口にある自動券売機を利用してください。藤沢方面の改札口に自動券売機は設置されません。また駅構内トイレは鎌倉方面のホームのみにありますので、トイレを利用したい場合は改札口の駅係員に申し出てください。なお同駅の藤沢方面の改札口はもともと繁忙期に使用される臨時改札口だったところを、昨年1月23日から常時使用できるように変更したものです。長谷から藤沢方面を利用される際はご注意ください。
江ノ島は江ノ島本島や新江ノ島水族館の最寄り駅、長谷は紫陽花で有名な長谷寺や鎌倉大仏の最寄り駅となっていますので、観光利用にも便利な駅となっています。2月3日以降に江ノ島、2月17日以降に長谷の各駅を利用される際は別々の改札口になっていることに注意し、入場する改札口を間違えないようにしてください。