2023年10月11日から小田急電鉄大野総合車両所に入場し、リニューアル更新工事を受けている3000形3264F(日本車両製造3次車・6両固定編成)ですが、2024年1月31日に下り方の3両(サハ3364+デハ3414+クハ3464)の構内入換が行われ、リニューアル更新工事中の姿を見せました。
▲3000形3264F(日本車両製造3次車・6両固定編成)がリニューアル更新工事を受けて一部が姿を見せた。旅客用扉は入場前と変わらず未交換だが、一部インペリアルブルー帯が確認されている。同形式の3次車・4次車の6両固定編成はリニューアル車となっている。
▲前回施工分の3000形3263F。今年度最初に施工された3267F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)で設置が見送られていた、アンデス電気株式会社の車内防犯カメラ付きLED照明が搭載されている。3264Fも同様に設置されているのだろうか。
今回の3000形3264Fへのリニューアル更新工事施工で今年度分は3編成目、通算6編成目の施工となり、次の入場編成(5次車~7次車の6両固定編成)へのリニューアル更新工事の施工は2024年度分ということになりそうです。このあと残る3両(クハ3264+デハ3214+デハ3314)の構内入換が完了した後、重要部検査に入る見通しです。なお旅客用扉は未交換で、一部インペリアルブルー帯が巻かれています。
リニューアル更新工事を受けていない3000形6両固定編成は9編成(3269F~3277F)となっており、そのうち、種別行先表示器が製造当初からフルカラーLED式なのは7次車の2編成(3276F・3277F)だけです。またロイヤルブルー帯のままの編成は5次車の3編成(3269F・3270F・3271F)なので、ここらの編成が怪しいのかもしれません。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2024年1月31日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《現在未施工》9編成(54両)
3269F・3270F・3271F・3272F・3273F・3274F・3275F・3276F・3277F