2024年1月24日

【馴染みの名が消える】小田急電鉄グループの小田急箱根ホールディングス、組織再編で箱根登山鉄道の社名が消滅へ

2024年1月24日、小田急電鉄グループの小田急箱根ホールディングス株式会社が2024年4月1日付で組織再編を行い、小田急箱根ホールディングス株式会社と、箱根登山鉄道株式会社、箱根観光船株式会社、箱根施設開発株式会社を合併し、『株式会社小田急箱根』に社名を変更すると発表しました。これにより箱根登山鉄道の社名が消滅することになります。
▲小田急電鉄小田原線と接続する小田原(OH47)から箱根湯本(OH51)での乗り継ぎで強羅(OH57)までを結ぶ箱根登山鉄道。約96年間続いた社名が無くなってしまうのは寂しい。
▲強羅から早雲山(OH62)までを結ぶケーブルカー。ケーブルカーにしては珍しい種別表示がある。なお小田原~箱根湯本~強羅間の鉄道線に対して強羅~早雲山間は鋼索線である。

箱根登山鉄道については存続会社として合併されますが、基本的には株式会社小田急箱根が鉄道業や鋼索業、索道業や船舶業などを引き継ぐこととなっており、飲食や物販事業は株式会社小田急箱根とは別に、箱根登山トータルサービス株式会社を存続会社として箱根プレザント株式会社と合併した箱根プレザントサービス株式会社が引き継ぐようです。箱根登山鉄道としての名称は2024年3月31日までとなりますね。