2023年1月12日

【奇数編成は日立製IGBT】東急電鉄3000系の奇数番号の全7編成が8両固定編成に増強へ

2023年1月11日、東急電鉄元住吉検車区所属の3000系3013F(6両固定編成)が列車番号32K表示で元住吉検車区から長津田検車区に自走回送されました。同編成は中間増備車2両(デハ3513+サハ3413)を組み込み改番されるものとみられます(3013F3113F)。
▲3000系奇数番号編成はすべて8両固定編成に。奇数編成は既存車のVVVFインバータ制御のソフト音が変更されることになりそう。なお中間増備車は5000・5050系0番台5176Fや4000番台(4112Fのみはデハ4512のみ)と同じ制御装置であり、3000系なのに5000系列と同じソフト音が聞ける。

3000系6両固定編成は偶数番号編成のみとなり、残りの編成の動向が注目されます。既存の中間電動車のVVVFインバータ制御のソフト音の変更は奇数編成では最後となる見通しです。偶数編成は東芝製ですが、既存車両はIGBT素子、中間増備車はどちらかというと5000・5080系と同じIEGT素子に近いものとなっています。奇数編成は日立製作所製ですが、中間増備車は5000・5050系4000番台と同じなので、8両固定編成に増強された3000系だけでも3~4種類のVVVFインバータが聞けることになります。