2022年1月27日、小田急電鉄3000形のリニューアル車、3265F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が小田原線と江ノ島線で試運転を実施しました。同形式リニューアル車が江ノ島線を自走するのは今回が初めてのことと思われます。
▲いよいよ営業運転復帰に向けて性能確認試運転も大詰めになりそうか。3000形3265Fが江ノ島線全線を試運転表示で駆け抜けた。同じくリニューアル車の3000形3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)は重要部検査を受ける準備を行っている。
3000形3265Fはリニューアルされてから小田原線と多摩線は自走しているため、江ノ島線の自走はリニューアル更新工事施工後では初めてのこととなります。6両固定編成であることから運用範囲は小田原線新百合ヶ丘(OH23)以西(回送区間を含む)、江ノ島線、多摩線に限定されることになります。試運転では複々線区間を走行した同編成ですが、営業運転では基本的には新百合ヶ丘以東の区間には通常では入線しないということになります(喜多見検車区に回送される場合を除く)。3000形リニューアル車、営業運転に近く復帰するのでしょうか。動向に注意です。