2023年1月13日に、小田急電鉄8000形8062F(4両固定編成・2012年度リニューアル車)が大野総合車両所89番構内留置線で屋根の空調装置、シングルアームパンタグラフ、種別行先案内表示器などの撤去作業を受けているようです。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。▲8000形4両固定編成で3編成目の廃車除籍処分となった8062F。1986年に登場しており、約36年間(リニューアル更新工事を受けてからは約11年間)の活躍であった。休車状態となっている8054Fよりも早い廃車だ。
これまでに8000形は8055F・8056F・8251F・8255F・8259F・8264Fの6編成32両が廃車除籍処分となりましたが、今回の8062Fの動きで8000形4両固定編成の廃車除籍処分は8055Fに続いて3編成目で、合計7編成36両の廃車となります。この編成のリニューアルでは2012年度の施工とあって、車内照明は東芝ライテック製のものを搭載していました。これで残る8000形は6両12編成(72両)と4両12編成(48両)の合計24編成120両となりました(休車中の編成を除く)。
【8000形の在籍状況】※2023年1月13日現在 全体…24編成120両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…12編成(48両)
8051F・8052F・8053F・8057F・8058F・8059F・8060F・8061F・8063F・8064F・8065F・8066F
休車中… 1編成( 4両)
8054F
廃車済… 3編成(12両)
8055F・8056F・8062F
《6両固定編成》
運用中…12編成(72両)
8252F・8253F・8254F・8256F・8257F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
廃車済… 4編成(24両)
8251F・8255F・8259F・8264F