2022年1月19日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系横クラY-121編成(クハE217-2021以下4両)がEF64形1030号機に牽引され、所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系横クラY-121編成がついに帰らぬ旅へ。同系列の付属編成は通算13編成目の廃車でE235系1000番台の付属編成導入数と同じになった。これまで付属編成の配給輸送は2編成をまとめてだったが、今回は珍しく付属編成1本のみとなった。
これで付属編成は13編成目(基本編成は11編成)の廃車となり、E235系1000番台(横クラ)の現在の導入数(13編成)と同じ数になります。これまでE217系付属編成の廃車解体に伴う配給輸送列車はE235系1000番台の新製投入と関係しているため、初回から2編成分(8両)の輸送をまとめて行われていましたが、今回はE235系1000番台の増備が基本編成・付属編成ともに13編成で止まっていることや(もっと言うと横クラF-14編成以降のグリーン車ですら新製出場していない)、ワンマン運転対応のE131系500番台(横コツ)・600番台(宮ヤマ)の新製投入を優先したことから、今回は横クラY-121編成では単独での輸送となりました。これで残るE217系は11両40編成(440両)と4両33編成(132両)の合計572両です。E131系500番台はすべての編成が国府津車両センターに配置され、600番台(宮ヤマ)は宮ヤマTN15編成の新製出場と配給輸送が完了すれば、E235系1000番台の増備再開が期待されます。
【E217系の在籍状況】※2022年2月9日現在
基本編成(11両)…40編成(±0) 付属編成(4両)…33編成(−1)
廃車除籍(11両)…11編成(±0) 廃車除籍(4両)…13編成(+1)
【E235系1000番台の在籍状況】※2022年2月9日現在
基本編成(11両)…13編成(±0) 付属編成(4両)…13編成(±0)