2022年2月27日

【当初予想よりも早い??】東日本旅客鉄道相模線の205系500番台、全13編成が運用離脱か?

1991年3月の電化開業当時から東日本旅客鉄道相模線で使用される205系500番台(横コツ)ですが、2022年2月26日から相模線の全列車がワンマン運転対応のE131系500番台で運用されるようになりました。運用離脱している編成は車内広告とドアステッカー(一部)が撤去されている状態となっていますね。
▲205系500番台トップナンバー、横コツR1編成は18日の平日67F運用を最後に運用されていない。しかもその日の朝には横浜線にも直通していた。ドアステッカーが撤去された場合は完全な運用離脱とみていい。
▲線路モニタリング装置をクハ204-511に搭載していた205系500番台横コツR11編成は22日の平日67F運用を最後に運用されていない。ドアステッカーが撤去された場合は運用離脱したとみていい。
▲中間車両が旧大船工場で製造された205系500番台横コツR12編成は25日の平日67F運用を最後に運用されていない。ドアステッカーが撤去された場合は運用離脱のサインだ。

横コツR1編成・横コツR11編成・横コツR12編成とも日程は異なるものの最終運用はどちらも平日67F運用が最後となっており、さらに最初の1往復のみ横浜線にも乗り入れています。国府津車両センターおよび茅ヶ崎運輸区留置編成で車内広告やドアステッカーが撤去された編成は完全に運用離脱したものと推察できますが、ドアステッカーが撤去されていない編成は予備編成として残している可能性もあります。全13編成ありますが、1編成も廃車解体のための配給輸送列車が運転されていないのは謎です…。

ダイヤ改正前日の2022年3月11日で205系600番台(宮ヤマ)とともに営業運転を終了する500番台ですが、どちらも廃車解体処分となることが予想されます。なお500番台と600番台のメルヘン顔(宮ヤマY11編成・宮ヤマY12編成以外の編成)はほぼ同期ですから、その両者が引退となるのも何かの縁なのかもしれません。