2018年2月5日から7日にかけて、総合車両製作所新津事業所で落成した東京急行電鉄2020系の2編成目となる2122F(クハ2122+デハ2222+デハ2322+サハ2422+サハ2522+デハ2622+サハ2722+デハ2822+デハ2922+クハ2022)が長津田検車区まで甲種輸送されました。
▲田園都市線のニューフェイス2020系に2編成目が登場。前身時代も含めて総合車両製作所新津事業所となってから東京急行電鉄の車両が製造されるのは歴史上で初めてのことである。
東京急行電鉄の車両は子会社だった旧東急車輛製造でのみ製造されており、総合車両製作所に変更されたあとも神奈川県の横浜事業所のみで製造されてきました(最近落成した車両の7000系7108F・7109Fや2020系2121F、6020系6121F・6122Fも同様)。ところがこの編成は東京急行電鉄の車両で歴史上初となる神奈川県の総合車両製作所横浜事業所ではなく新潟県の総合車両製作所新津事業所で製造されました。今後の2020系の製造は2000系だけでなく8500系の置き換えも見据えて、横浜事業所と新津事業所で分担して製造されるものと思われます。まさか新津事業所で2020系が製造されていたとは驚きでした。