2018年2月27日

東日本旅客鉄道183・189系八トタM51編成・八トタM52編成が引退へ

2018年2月26日、東日本旅客鉄道の豊田車両センター所属の183・189系八トタM51編成(国鉄色)と八トタM52編成(グレードアップあずさ色)が2018年4月をもって2編成とも引退することが八王子支社から発表されました。
▲元宮オオH81編成の両先頭車と元宮オオH101編成の中間車4両から成る八トタM51編成(写真は大船[JO-09]にて)。同系列では唯一の国鉄特急色となっている。4月で183・189系の国鉄特急色が見納めになる。
▲元宮オオH102編成のうち6両から成る八トタM52編成(写真は『ホリデー快速あたみ号』。茅ヶ崎にて)。2014年にグレードアップあずさ塗装となり現在に至る。国鉄特急色の八トタM51編成よりも先に引退となってしまうようだ。

3月25日には新宿(JC-05)~甲府間で八トタM51編成(往路)、八トタM52編成(復路)の両編成を使用した団体専用列車が運転され、4月22日には中央本線の豊田(JC-21)~甲府間を往復する団体専用列車(のちに廃車回送される予定)に八トタM52編成を充当、4月27日には長野総合車両センターへの廃車回送を兼ねた豊田→長野間で八トタM51編成を充当する団体専用列車で引退となる予定です。両編成はいずれも廃車になるものと思われ、残る183・189系は長野色塗装の長ナノN102編成のみとなります。183・189系は団体専用列車に充当されることが多く見かける機会もありましたが、185系200番台(宮オオ:団体専用列車向け)やE257系500番台(千マリ:運用減少による余剰)の臨時列車への充当が多くなったことや、旧あずさ色の八トタM50編成が引退し廃車となっていることから、日本で最後まで残る長ナノN102編成の今後の動きが注目されます。