2018年2月3日

京王電鉄相模原線で最後の10-000形となった10-280Fを見送る(2代目5000系も登場)

2月3日は諸事情により出かけていた私。早い時間に用事が終了し東日本旅客鉄道相模線(205系500番台横コツR12編成の965列車[土曜休日65F運用])に乗って橋本(JH-28, KO-45)へ移動。


205系500番台では前照灯のLED化が進んでいますが、この編成はいまだ従来のシールドビームのままでしたので、今後は貴重な記録となりそうです。

橋本到着後は昼食を先に食べてから京王電鉄相模原線へ。
7000系7724F。3724レ。これに乗って南大沢(KO-43)へ。

9000系9736F。3713レ。ホームには先客が3人ほどでしたが、お邪魔させていただき、ここで撮影をすることに。

東京都交通局10-000形10-280F。4821レ(土曜休日29T運用)。実はちょうど10-000形が土曜休日29T運用に充当されていることを知り、橋本まで来るということで、廃車回送の時には二度と来ない南大沢で撮影しました。

貫通扉下部の東京都のマークであるイチョウが撤去され、『さよなら10-000形 1978~2018』と書かれたリボン型のヘッドマークが掲出されています。

今度は折り返しを撮るため下りホームへ。

9000系9748F。4832レ(土曜休日83K運用)。偶然ですが、『京王線で行こう よみうりランド ジュエルミネーション』のヘッドマーク車を撮れました。

このヘッドマークはクハ9748とクハ9798で共通のものが掲出されています。

9000系9736F。3726レ。先程の3713レの折り返しです。

東京都交通局10-000形10-280F。2830レ(土曜休日29T運用)。折り返しの列車も無事にカメラに収めました。本来はここで撤収しようかと思っていましたが、再び上りホームへ。

東京都交通局10-300形10-610F。2817レ(土曜休日35T運用)。実はいまだに営業運転を開始してから撮っていなかった5000系が橋本方面に来るということで、カメラを構えたところ、偶然にも撮影した10-300形10-610Fの側面に何かのマークが。

この編成には『大人の謎解きイベント 鉄道探偵と消えた1億の謎』のマークが掲出されており、今回見れなかった9000系9745Fにはヘッドマークとして掲出されています。

5000系5734F。3717レ。ついに運用開始後初めて5000系を撮ることができました。すでに5編成が登場しており、この日は本線系統で5732F、相模原線系統で5734Fが稼働していました。

5000系5734Fが折り返すまでは撮影を続けます。

9000系9739F。4825レ(土曜休日61K運用)。今回は偶然なのかもしれませんが、なぜか主力車両の8000系が来ませんでした。
東京都交通局10-300形10-570F。2819レ(土曜休日19T運用)。2月22日のダイヤ改正を前にして10-000形10-280Fが引退するため、大島車両検修場の所属車両はすべて10-300形のみとなりそうです。10-000形、10-300R形、10-300形と3パターン見られた車両も統一される(ただし2次車以前と3次車以降で顔つきが違う)と寂しいものがありますね・・・。

とここでちょうど5000系5734Fが折り返してきました。

5734Fの折り返しは3730レ。この系列に初めて乗ってみました。

まずは車番。車番が小さく号車番号が大きく書かれています。『総合車両製作所』の隣には『sustina』(サスティナ)の文字が。

車内のLCD旅客案内表示器。17インチで右側の停車駅案内画面では日本語(漢字)→英語→日本語(ひらがな)→中国語→韓国語と表示されます。

こちらは車内放送が流れる丸いスピーカー。音質がとても良く車掌の肉声放送もはっきり聞こえてびっくりしました。自動放送は従来通り、西村文江氏とクリステル・チアリ氏の組み合わせですが、同系列向けに少し撮り直した感じがありました。また駅ナンバリングの放送はありませんでした・・・。

座席はほとんど埋まっていたのでまずは優先席(おもいやりぞーん)の3人掛けから。肘掛のところにコンセントがついていますが、『京王ライナー』運用時のみしか使えません。

車両間の貫通扉は全面ガラスで衝突回避のために模様が描かれているほか、貫通扉は傾斜式でした。

通常の2人掛け座席はこんな感じ。コンセントは座席の裏に隠れており、『京王ライナー』運用時のみ使用できます。ロングシートでは2人掛けシートが3つ連なるので6人掛けとなります。

旅客用扉はステッカー部分を除き、ほとんど東日本旅客鉄道E233系2000番台とほぼ同じですね。ドアエンジンはラック式でドアチャイムの音が従来車よりも小さめでした。

側面のフルカラーLED式種別行先案内表示器。『京王ライナー』のときにはロゴマークと行先が掲出されるのでしょうかね。

結局これで調布(KO-18)まで乗ってしまいました。日立製作所製のSiC素子VVVFインバータ音は新鮮でした。聞いた感じでは8000系8701F・8702Fの機器更新車と似たような感じでしたが・・・。余談ですが、調布の駅名標はなぜか映画仕様となっており、進行方向の矢印の部分がフィルムとなっていますね。