2017年12月19日

小田急電鉄小田原線代々木上原(OH05)~梅ヶ丘(OH09)間の複々線での運転日が決定

小田急電鉄が2018年3月17日(平日ダイヤは19日)から実施するダイヤ改正を前に、小田原線代々木上原(OH05)~梅ヶ丘(OH09)間における複々線の使用を3月3日初電より開始すると発表しました。ただし複々線使用開始時点での時刻変更などはありません。

▲ダイヤ改正を控えた来年3月上旬から新たな複々線区間での運用を開始する。当面は外側(写真両端)を各駅停車、内側(写真中央付近)を準急以上が使用し、東北沢(OH06)では内側を各駅停車、外側を準急以上が走行することになる。世田谷代田(OH08)の仮設ホームは撤去され、新ホームは1面2線となる。

▲世田谷代田では現行の仮設ホームが撤去される。同駅の仮設ホームは3月2日で見納めとなる。


▲東北沢では仮設部分のホームが撤去され1面4線の島式ホームとなり、ホームが下り方に移る格好となる(写真1枚目では1000形が発車している線路がのちの急行線、青い柵から急行線の線路側が仮設ホームで緩行線の線路が敷設、左側が複々線化後のホームとなる)。

3月2日終電後から3日初電前までは線路切り替え工事が行われますが、事情により4日に変更となる場合もあります。世田谷代田では新たに地下1階の10両編成に対応したホーム(と発車標)の使用を開始し、現行の仮設ホームは撤去される模様です。下北沢(OH07)では現行の1番ホーム・2番ホーム(ダイヤ改正後は新宿[OH01]発着の急行・通勤急行・快速急行が使用する)に加えて各駅停車専用の3番ホーム・4番ホーム(ダイヤ改正後は千代田線直通列車[通勤準急を含む]、新宿発着の各駅停車が使用)の使用を開始します。東北沢では現行で急行線に接する形で仮設ホームとなっていますが(仮設部分の下には線路がすでに準備されている)、その部分を撤去し10両編成対応のホームの使用を開始します。そのため小田原線内の複々線では外側が緩行線、内側が急行線となりますが(世田谷代田~下北沢では緩行線より急行線が深い位置になる)、東北沢のみ緩行線が内側、急行線が外側の構造となります。