2017年12月29日

東日本旅客鉄道E231系1000番台小山初期編成の機器更新工事も大詰めに

2017年12月現在、東日本旅客鉄道東海道線・宇都宮線・高崎線・上野東京ライン・湘南新宿ラインで活躍するE231系1000番台の小山車両センター所属の初期編成ですが、中間電動車に搭載されている日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ制御の機器更新工事が大詰めを迎えようとしています。
▲奇しくも機器未更新の状態(『墜落インバータ』)で残っているE231系1000番台初期基本編成の宮ヤマU522編成(クハE231-6022以下10両:写真)と宮ヤマU525編成(クハE231-6025以下10両)。基本編成はこの2編成のみとなってしまった。

2006年以降に小山車両センター向けに増備された編成を除き、小山車両センター所属のE231系1000番台初期製造編成の機器更新工事が終盤を迎え、現時点で機器未更新で残っている編成は2017年12月29日時点で、宮ヤマU2編成(クハE231-8001以下5両)、宮ヤマU12編成(クハE231-8006以下5両)、宮ヤマU14編成(クハE231-8007以下5両)、宮ヤマU522編成(クハE231-6022以下10両)、宮ヤマU525編成(クハE231-6025以下10両)のみとなっています。小山初期編成で未更新編成同士の15両編成も希少な光景となってきました。ただし国府津車両センター所属のE231系1000番台は全編成が現在でも機器未更新であり、『墜落インバータ』を聞くことができます。この『墜落インバータ』は今の時期が録音のチャンスですので、かなり難しいとは思いますが小山初期編成を中心に狙ってみるのがいいでしょう。