2017年12月10日ころ、京王電鉄7000系7706F(8両固定編成)が若葉台検車区に回送されました。そのあと13日には若葉台検車区構内入れ換えでクハ7706以外の車番とクハ7756の『KEIO』ロゴが消されているのが確認されたため、同編成は廃車になるものと思われます。
▲7000系は8両固定編成だった7708F・7709Fが6両固定編成に短縮され、注目を集めていたが、今度は7706Fがなんと帰らぬ旅へ出てしまった・・・(1枚目:笹塚[KO-04]、2枚目:新宿[KO-01])。
▲8両固定編成で残る7000系は7707Fのみに。同編成の動きが注目される(撮影:調布[KO-18])。
▲10両5編成が導入された2代目5000系。2018年春に運転を開始する有料座席指定列車の導入を発表したことから投入された系列だが、もとの目的は7000系の車両短縮と置き換えだったのだろうか(撮影:高幡不動[KO-29])。
7000系はこのところ7708F・7709Fが8両固定編成から中間付随車を抜き取り、6両固定編成に短縮されたことが話題となっていましたが、今度は7706Fに動きが生じ、6両固定編成への短縮ではなく残念なことに編成単位で初の廃車となってしまいました。ただクハ7706だけ車番と『KEIO』ロゴが残っていたため、何かに活用される可能性がありそうです。なお今年から投入された2代目5000系との関連は分かりませんが、予定導入数の5編成(5731F・5732F・5733F・5734F・5735Fの各編成)が導入されたことに伴う廃車の可能性があり得ます(余剰廃車か7000系の置き換えかは不透明)。これで8両固定編成で残る7000系は7707Fのみとなり、同編成の動きが注目されます。