2017年12月13日の1016レ(平日E17運用)より、小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)に川崎重工業兵庫工場で製造された中間車2両(サハ3381+デハ3431)を組み込み、10両固定編成に改造された新『3081F』が営業運転を開始しました。
▲3000形3081F(元3665F)の初日運用は平日E17運用(1016レ)でなんといきなり『快速急行 片瀬江ノ島(OE16)』に充当された(写真:3545レ)。
▲3081Fの種車である元3665F。ちなみに1号車~6号車の車番は2代目で、現在の3092Fのうちの種車となった6両編成の3281Fが名乗っていた番号である(ただし『3281』はクハではなくサハ)。
元3665F改め3081Fは新宿(OH01)寄りからクハ3081(元クハ3665)+デハ3031(元デハ3615)+デハ3131(元デハ3715)+サハ3181(元サハ3765)+サハ3281(元サハ3865)+デハ3231(元デハ3815)+デハ3331(元デハ3915)+サハ3381(新製車両)+デハ3431(新製車両)+クハ3481(元クハ3965)となっており、元クハ3965と元デハ3915の間に新製された中間車2両が組み込まれました。ちなみに1号車から6号車の車番は2代目3000形では2代目の番号となり、現在の3092Fの種車である当時の3281Fが名乗っていた番号が3081Fで復活したことになります。新製中間車両は3094F・3095Fの9次車をベースとしながらも一部仕様変更がなされており、車内LCD旅客案内表示器の2画面化、車内照明のLED化のほか、手すりの表面が微細な凹凸のある質感のものに変更されています(東日本旅客鉄道E235系量産車と同じ)。また元2号車(現在の4号車)にあたる元デハ3915(現在のデハ3331)が元3665Fでは弱冷房車だったため10両固定編成化とともに弱冷房車の設定がデハ3431に変更されています。なお新製中間車が登場した当初は優先席ステッカーが一時的に旧式のタイプでしたが、運用開始前の段階で現在のタイプに交換されていました。
14日は大野総合車両所出庫となるため3081Fの運用予想は以下の通りです。
13日・・・平日E17運用(1016レ~4205レ)
14日・・・平日E18運用(1519レ~1109レ)
※もしも予想が外れた場合、以下の運用となる場合があります(★は再出庫運用のみの場合)。
平日C11運用(4200レ~3000レ)
平日E16運用(1515レ~1514レ[・6649レ])
平日E22運用(回9252レ) ★
平日E28運用(1060レ~6855レ) ★
平日E32運用(1501レ~6843レ)
平日E37運用(1517レ~1097レ)