2017年12月9日

『都営フェスタ2017 in 浅草線』参加報告

12月9日は東京都交通局浅草線の車両基地、馬込車両検修場で行われた『都営フェスタ2017 in 浅草線』に行ってまいりましたのでご報告いたします。私は朝方に別件の用事があったので、その後の直行で向かいました。相模鉄道で横浜(SO-01, KK-37)に移動し、京浜急行電鉄本線へ。

新1000形1307編成。1027D列車1126D列車

新1000形1433編成。1029列車

新1000形1073編成。1057SH列車(土曜休日21行路)。すべて新1000形でしたが、下りでは偶然にも制御装置の更新工事と車体更新工事を受けた新1000形1001編成の1015D列車1014DX列車(土曜休日49行路)に出会いました。これで泉岳寺(A-07)へ。

5300形5305F。1116T列車(土曜休日17T運用)。新型車両5500形の登場で記録しておくべき車両の5300形。同形式の処遇が気になるところ。

5300形5304F。1112TB列車(土曜休日13T運用)。これに乗って西馬込(A-01)まで乗車します。

600形607編成。1152H列車1152SH列車(土曜休日17行路)。600形を撮ってから移動。

西馬込に到着したのは12時前でした。そして徒歩3分ほどで馬込車両検修場に到着。

入口付近には『東京都交通局馬込車両基地』と書いてあります。早速構内へ。

入ってすぐのところには親子向けの撮影エリアがありました。そのためここでの撮影は回避。

大江戸線からは検査入場していた12-000形12-351Fの姿がありました。台車がきれいになっており検査を受けた模様です。もうまもなく出場となることでしょう。

一般撮影エリアに向かう時に12-351Fの中間車に日立製作所製のIGBT素子VVVFインバータ装置が搭載されているのが見えました。これはかなりレアな光景ですね。

そして一般撮影エリアに並んでいる間に事業用車を撮影。左はE5000形電気機関車で写真奥からE5003-E5004からなる2両です。

一般撮影エリアは混雑回避などの理由からか、10分間の完全入替制となっていました。

そして出番が回り、最初に展示車両の全景を撮影しました。今回展示されたのは左側から
京成電鉄3000形3027編成
北総鉄道9200形9201編成
京浜急行電鉄新1000形1025編成
東京都交通局5300形5327F
東京都交通局5500形5501F
東京都交通局5300形5307F
東京都交通局12-000形12-351F
東京都交通局E5000形E5001-E5002
となっています。一番の注目はやはり浅草線の新型車両5500形5501Fですね

まずは京成電鉄の3000形3027編成。列車番号は『01K』、種別は『アクセス特急』、行先表示は『成田スカイアクセス線経由』『成田空港(KS-43)』をそれぞれ表示していました。京成電鉄の普通列車では主力車両となっています。

隣には帯が違えど兄弟車ともいえる北総鉄道9200形9201編成。運用は3027編成がK運用、9201編成がN運用で分けられています。

列車番号は『25N』、種別は『普通』、行先表示は『印旛日本医大(HS-14)』でした。よく見かける行先ですが・・・。

京浜急行電鉄からは新1000形アルミ車の1025編成が展示されました。列車番号は『1H』、種別は京成本線の『快速』、行先表示は『京急川崎(KK-20)⇔小島新田(KK-26)』でした。大師線内での『快速』はあり得ない・・・。

普段は浅草線内で並びを見ることが多い両形式。乗り入れ車種が多く飽きませんね。

5300形は5307Fと5327Fの2編成が展示されました。まずは最高速度120km/h対応の5327F。列車番号は『49T』、種別は『普通』、行先表示は定期列車ではほとんど見る機会がなく人身事故などの突発時に見られる『押上(A-20)』でした。なかなか見かけない行先なのである意味レアです。

5300形ラストナンバーと5500形トップナンバーの並び。よく見ると5500形の運転台に東京都交通局のマスコットキャラクター『とあらん』のぬいぐるみが・・・。

注目の新型車両5500形5501F。総合車両製作所横浜事業所で落成しました。パンタグラフが上がっていましたが、通電はしていませんでした。前照灯はLED式です。また運転台に『とあらん』のぬいぐるみが置いてあります。

5300形のもう1編成は5307F。列車番号は『57T』、種別は『普通』、行先表示は事故突発時などに見られる『浅草橋(A-16)』でした。

5500形は置き換えられる5300形に挟まれる形で展示されました。5300形とほぼ同数の27編成が導入されるものと思われます。

こちらは検査を通した12-000形12-351FとE5000形E5001-E5002。E5001はパンタグラフを上げています。

12-000形が馬込車両検修場にいるときは検査入場時のみの光景で今回は出場間近の12-351Fが展示されました。この撮影をもって10分間の撮影が終了となり、会場を後にしました。

ちなみに撮影はできませんでしたが、ほかに5300形5309Fと5326Fが運転台見学などに使用されていたほか、5300形初期車が入庫していました。今回はこのような盛大なイベントを開催してくださった東京都交通局に感謝申し上げます。