2017年12月2日

西武鉄道9000系9103F、『RED LUCKY TRAIN』塗装のまま検査出場

2017年12月1日、西武鉄道池袋線で運用されている武蔵丘車両基地所属の9000系9103Fが『RED LUCKY TRAIN』の塗装(赤色と白帯)を維持して武蔵丘車両検修場を検査出場し、小手指車両基地まで回送されました。
▲武蔵丘車両基地に所属する9000系では最後のエコマーク掲出編成だった9103F。今回の検査でエコマークが撤去され、同系列のエコマークは消滅した。塗装は2014年7月からの『RED LUCLY TRAIN』の赤色と白帯が維持された。
▲2017年8月の南入曽車両基地一般公開イベントで玉川上水車両基地所属の6000系6102F(写真左側)とともに展示された9000系9103F。通常塗装(黄色)の9106Fが廃車解体となったものの、同系列で最初に塗装変更された9103Fが検査を通したことで今後の活躍に期待がかかる。

この編成は新2000系と識別するためにVVVFインバータ制御となった9000系全編成に掲出されていたエコマークを最後まで保っていましたが、今回の検査入場で撤去され、エコマークを掲出している9000系は消滅しました。ただし塗装は通常の黄色塗装に戻ることなくそのまま出場しました。現在は10両7編成が在籍している9000系ですが、40000系が増備されたことで次の廃車となる編成が出てくるのでしょうか。今後も40000系とともに目が離せなくなりそうです。