2017年5月26日

東日本旅客鉄道横浜線町田(JH-23)の『スマートホームドア』の1編成分の施行日を発表

2016年12月17日から東日本旅客鉄道横浜線の町田(JH-23)の下り4番線(橋本[JH-28]・八王子[JH-32]方面)でE233系6000番台の1号車部分(クハE232形6000番台にあたる車両)において現行のホームドアよりもコストを抑えた『スマートホームドア』が設置されています。
▲町田の下り4番線に設置されている『スマートホームドア』。新たに八王子寄り8号車部分の2扉分を除くすべての乗車位置にホームドアが設置される。また4番線では試験中の1号車部分を除き、スマートホームドアの設置の準備工事がなされていた。
▲写真は淵野辺(JH-25)に進入する横浜線の主力車両E233系6000番台。ホームドアに対応するための『TASC』が一部編成に設置されている。

現在では1号車のみの1両分で試験が行われているホームドアを2017年7月29日の初電(実際に1編成分のホームドアの開閉試験が開始となるのは451K列車[土曜休日51K運用])より、E233系6000番台が停車する8号車部分(クハE233形6000番台にあたる車両)の八王子寄り2扉分を除き、スマートホームドアを1編成分に設置して試験することを発表しました。ホームドアの品質向上に向けた改善をおこなったことから、1編成分の試験開始時期を延期していました。ホームドアは現行の試験タイプから改良され、上部バーの色を警戒色の黄色に変更し、新たに下部バーを設置するほか、バーの出入部分にカバーを設置することになっています。この試験結果が今後のホームドア導入計画にどういう影響をもたらすのでしょうか。今後の進展が待たれますね。